戦闘機
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制空戦闘機との区別がなくなり投入任務によって呼び名が変わる[8]
護衛戦闘機
爆撃機の護衛任務[7]
戦闘爆撃機、戦闘攻撃機、長距離侵攻戦闘機、(支援戦闘機
爆弾などを搭載し対地攻撃を行う。武装搭載量が多い[7]。戦闘機用の兵装と攻撃機用の兵装の双方を搭載できまた状況に応じて戦闘機としても攻撃機としても活動できるのが戦闘攻撃機。戦闘機に爆弾などを搭載することはできるが、対地攻撃用システムを積んでいないものは、精度は低いものになるので戦闘攻撃機とは言わない(爆装)。戦闘機としても攻撃機としても能力を兼ね備えた多用途機である。戦闘機と爆撃機の能力を兼ね備えた機体が戦闘爆撃機。攻撃機の搭載量が高まった面から見れば戦闘爆撃機と戦闘攻撃機は同じものとなった[9]

支援戦闘機は、航空自衛隊での攻撃機の名称で、任務は対艦攻撃、対地攻撃、近接航空支援と広く、状況に応じて航空脅威の対処にも使用される[10]
多任務戦闘機(マルチロール機、マルチロールファイター)
1機種で任務に応じて搭載兵装や装備品を変更することで制空戦闘、各種攻撃任務、偵察などの任務に投入できる戦闘機[10]
性能による分類(明確な区分はなく、相対的な区別である[11]。)
軽戦闘機
比較的格闘性能が高い。格闘戦が得意[12]。運動性が主で敵との空戦が主目的[13]
重戦闘機
比較的速度が高い。一撃離脱が得意[12]。速力、上昇力が主で敵爆撃機などの要撃が主任務[13]
運用する場所による分類
陸上戦闘機

陸上基地で運用する戦闘機。
水上戦闘機
水上を離着陸する戦闘機。
艦上戦闘機
空母に搭載する戦闘機。
ジェット戦闘機の分類1950年以降の世界の戦闘機の図形式年表
第1世代
亜音速のジェット戦闘機。朝鮮戦争で初のジェット機同士の空戦を経験した[14]
第2世代(1950年代)
超音速のジェット戦闘機[14]
第3世代(1960年代)
ミサイル装備を重視して格闘性能を軽視した機銃を持たないジェット戦闘機。ベトナム戦争の空戦で接近戦が頻発し、格闘性能や機銃の大切さを知り誤りに気づくことになった[14]
第4世代(1970年代)
東西で作られた格闘性能を重視したジェット戦闘機。大推進力で機敏な機動飛行が可能になった[14]
第4.5世代
高い機動力を持ち攻撃任務を行うジェット戦闘機[14]
第5世代
ステルス性を持つ先制攻撃を目的にしたジェット戦闘機[14]
第6世代
2020年代後半以降に実用化されると目されている次世代のジェット戦闘機。各国が様々なコンセプトを提唱しているが、2021年現在では国際的に一致した見解は存在しない。
使用する天候による分類

第二次世界大戦で夜間戦闘機が登場し、それ以外を昼間戦闘機と区別することもあったが、レーダー計器の発達で全天候戦闘機が登場して定着し、それらの名前も廃れていった[7]
昼間戦闘機

夜間戦闘機

全天候戦闘機
夜間でも悪天候でも変わらない能力を発揮できる戦闘機。ジェット機の進化が進みほとんどが全天候戦闘機である。最大の特徴は高性能レーダーとレーダー誘導の空対空ミサイルを装備していることである[15]
制限天候戦闘機
簡単な火器管制装置と赤外線誘導ミサイルだけを装備する戦闘機を制限天候戦闘機をいう[9]
機体性能
諸元
格闘性能
旋回性能、上昇力、操縦性、速度、運動性、視界、加速、火力など総合的な性能
[16]
速度
水平飛行における最高速度。レシプロ機、亜音速の時代には急降下による加速に機体強度がついていかなかったため、急降下制限速度が設けられていた。超音速の時代には水平飛行も機体強度から制限速度が設けられるので特筆されなくなった。
航続距離
フェリー距離(外部タンクを含む最大距離)と戦闘行動半径(任務をこなし往復できる距離)がある[17]
高高度性能
高高度まで上昇できる能力、および高高度で飛行を維持できる能力。
乗員数
戦闘機は、基本的に単座。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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