大日本帝国憲法下の1932年(昭和7年)3月、関東軍の下で満洲国建国宣言。帝国政府は満洲国を認めず協調外交継続を模索するも、五・一五事件の後、同年9月満洲国承認。翌1933年(昭和8年)3月国際連盟脱退。帝国政府が協調外交継続を模索する一方で、国内では対中、対米英開戦論が高まり、開戦を煽るマスコミ報道も過熱していた。
1937年(昭和12年)7月日中開戦(大東亜戦争)。11月日独伊三国防共協定成立。日・満・華(南京政府)による共同防共を目指す東亜新秩序声明発表。1940年(昭和15年)日独伊三国同盟調印。1941年(昭和16年)12月対米英宣戦布告(太平洋戦争)。
軍事に関しては、おおむね昭和10年代初めの平時編制として、陸軍は内地が東部、中部、西部に区分されてそれぞれの地域に防衛司令部が設置され、また、内地に14個師団と北海道に1個師団が配備されていた。朝鮮には朝鮮軍司令部と2個師団が、台湾には台湾軍司令部と台湾守備隊が、関東州・満洲には関東軍司令部と関東軍守備隊が置かれている。海軍は平時編制ではまず艦船を現役艦と予備艦に分け、現役艦を以って第一艦隊と第二艦隊から構成される連合艦隊、または警備艦として鎮守府に所属した。 アメリカ合衆国では、建国以降多くの戦争に関与・また軍事介入を行なっていることから、単なる「戦争前」(prewar、antebellum)・「戦争後」(postwar、postbellum) は用いない。単に「戦前」と呼ぶ例は、南北戦争前または南北戦争以前の時代を、ラテン語で「Antebellum」と呼ぶ例がある。また、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の時代を指して「戦間」(interbellum) と呼ぶ使い方もある(例: Interbellum Generation
アメリカ合衆国
脚注[脚注の使い方]^ ロングマン現代英英辞典より 関連するトピック: Military pre-war: happening or existing before a war, especially the Second World War OPP post-war
^ 2019年11月に桂太郎を抜いた。桂太郎は第二次世界大戦どころか第一次世界大戦の前に死去している。
^ 「戦前」は参戦前? 終戦前? ? 毎日ことばplus