戦利品_(クルアーン)
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]
バドルの戦いで獲得した戦利品のことである[3]。
戦利品は、神と使徒のものである。 - 1節
財産というものは誘惑である。本当の大いなる報酬は、神の御許(おんもと)にある。 - 28節
どのような戦利品でも5分の1は神に、使徒(ムハンマド)に、近親者、孤児、貧者および旅人に分配する[4]。 - 41節
預言者[5]は、捕虜を蓄えるのならば、地上の敵を存分に殺戮(さつりく)した後が、預言者としてふさわしいことである[6]。 - 67節
人間たちは、現世のどうでもいい「財」というものを欲するが、神が欲するのは来世である。 - 67節
万一、神が以前に出した規定[7]がなかったら、捕虜の獲得は、大変な罰を受ける行為である。 - 68節
正当な、よい戦利品は貰ってよい。そのかわり、寛大で慈悲深い神を畏れ(おそれ)なければいけない。 - 69節
預言者は、捕虜に言うべきことがある。それは、「神は寛大で慈悲深いので、捕虜の心の内に、よいところがあれば、捕虜として奪われたものよりも、よいものを授けたうえ、罪を許すであろう。」ということである。 - 70節
何もかも捨てて神の道に奮闘した人々[8]や、その人々に避難所を提供し援助をした人々[9]は、来世で神による赦し(ゆるし)と賜物(たまもの)がある。 - 74節
アラビア語による『戦利品』全文アル・クルアーン第8章 『??????? (戦利品)』
関連項目
クライシュ族 (クルアーン)
クライシュ族
ファイ
(ロシア語版)(fay‘)
ガニーマ(アラビア語版)(ghan?ma)
脚注^ 日本ムスリム情報事務所 聖クルアーン 戦利品 (アル・アンファール)
^ 大部分は預言者ムハンマドがマッカ(メッカ)からマディーナ(メディナ)に移住(ヒジュラ)後、マディーナで神(アッラーフ)により下された啓示である(マディーナ啓示)。
^ 井筒俊彦の翻訳版アル・クルアーンと、藤本勝次、伴康哉、池田修の共同翻訳版アル・クルアーンの解説による。
^ ムハンマドは、その自らの取り分を、自らの用途のほか、貧者の救済に充てた。それまでのアラブ部族社会では、戦利品は、4分の1がアラブ部族の長のもの、4分の3が部族員のものであった。
^ ムハンマドは、最大にして最後の預言者である。
^ 殺さずに捕虜にしたほうが、身代金が取れるので得であるが、第一にするべきは信仰の敵を倒すことであった。
^ 神が以前に、「捕虜を獲得して、更に身代金を取ってよい。」という規定を出したのであろうと、アル・クルアーンの翻訳者の1人である井筒俊彦は解説する。
^ ムハンマドに従いマディーナ(メディナ)に移住(ヒジュラ)した移住者(ムハージルーン)のこと。
^ マディーナ(メディナ)在住の援助者(アンサール)のこと。
外部リンク
⇒日本ムスリム情報事務所 聖クルアーン 戦利品 (アル・アンファール)
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキソースに戦利品(英語)の原文があります。
表
話
編
歴
スーラ 全114章
ジュズウ (章)
章題
1?13 (01-)
開端
雌牛*
イムラーン家*
婦人
食卓
家畜
高壁?*
次ページ記事の検索おまかせリスト▼オプションを表示暇つぶしWikipedia
Size:25 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef