本作は批評家から称賛されたが、特にリリー・トムリンとサム・エリオットの演技に賛辞が集中した[8][9]。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには127件のレビューがあり、批評家支持率は92%、平均点は10点満点で7.5点となっている。サイト側による批評家の意見の要約は「リリー・トムリンの素晴らしい演技とポール・ワイツの力強く、かつ観客が感情移入しやすい演出が実にいい。『愛しのグランマ』は観客が自発的に見たくなるような映画だ。」となっている[10]。また、Metacriticには34件のレビューがあり、加重平均値は77/100となっている[11] 。
『バラエティ』のスコット・フォンダス
は本作を「母親、娘、中絶を題材にした小気味よいコメディ映画だ。観客の心にじわじわと訴えかける迫力もある。」と評している[12]。『ガーディアン』のブライアン・モイランは本作に5つ星評価で3つ星半を与え、「『愛しのグランマ』の最も素晴らしい点は多様な人種の俳優が出演しているだけではなく、ベクデル・テストも突破できるほどのジェンダー多様性があることである。私がここ最近に見た映画の中で最も素晴らしい作品だ。」と述べている[13]。『カミングスーン』のエドワード・ダグラスは本作を「ユーモアとドラマ性を見事にミックスしている。この映画を見ると、なぜリリー・トムリンが映画に引っ張りだこではないのか不思議に思えてくる。」と述べている[14]。年映画賞賞対象結果 本作でエル・リードが運転する1955年製のドッジ・ロイヤル
2016第73回ゴールデングローブ賞[15]主演女優賞(ミュージカル / コメディ部門)リリー・トムリンノミネート
余談
出典^ “ ⇒GRANDMA (2015)”. 2015年12月27日閲覧。
^ a b “GRANDMA (2015)