愛しのグランマ
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

ところが、2013年に監督した映画『アドミッション -親たちの入学試験-』の撮影現場でリリー・トムリンの演技を見ているうちに、一気にアイデアが煮詰まったのだという[4]

本作の撮影は2014年4月にロサンゼルスで19日かけて行われた[5]
マーケティング・公開

本作は2015年1月に開催された第31回サンダンス映画祭の閉幕上映作品に選出された[6]。サンダンス映画祭で上映された直後、ソニー・ピクチャーズ クラシックスが本作の北米配給権を買い付けた[7]
評価

本作は批評家から称賛されたが、特にリリー・トムリンとサム・エリオットの演技に賛辞が集中した[8][9]。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには127件のレビューがあり、批評家支持率は92%、平均点は10点満点で7.5点となっている。サイト側による批評家の意見の要約は「リリー・トムリンの素晴らしい演技とポール・ワイツの力強く、かつ観客が感情移入しやすい演出が実にいい。『愛しのグランマ』は観客が自発的に見たくなるような映画だ。」となっている[10]。また、Metacriticには34件のレビューがあり、加重平均値は77/100となっている[11]

バラエティ』のスコット・フォンダスは本作を「母親、娘、中絶を題材にした小気味よいコメディ映画だ。観客の心にじわじわと訴えかける迫力もある。」と評している[12]。『ガーディアン』のブライアン・モイランは本作に5つ星評価で3つ星半を与え、「『愛しのグランマ』の最も素晴らしい点は多様な人種の俳優が出演しているだけではなく、ベクデル・テストも突破できるほどのジェンダー多様性があることである。私がここ最近に見た映画の中で最も素晴らしい作品だ。」と述べている[13]。『カミングスーン』のエドワード・ダグラスは本作を「ユーモアとドラマ性を見事にミックスしている。この映画を見ると、なぜリリー・トムリンが映画に引っ張りだこではないのか不思議に思えてくる。」と述べている[14]
受賞

年映画賞賞対象結果
2016
第73回ゴールデングローブ賞[15]主演女優賞(ミュージカル / コメディ部門)リリー・トムリンノミネート

余談

本作でエル・リードが運転する1955年製のドッジ・ロイヤルはリリー・トムリンが所有するものである[16]
出典^ “ ⇒GRANDMA (2015)”. 2015年12月27日閲覧。
^ a b “GRANDMA (2015)”. 2015年12月27日閲覧。
^ “ ⇒愛しのグランマ[DVD]”. ソニー・ピクチャーズエンタテインメント. 2017年6月7日閲覧。
^ “ ⇒Sundance 2015: Lily Tomlin has an easy ride steering 'Grandma'”. 2015年12月27日閲覧。
^ “A look at the film "Grandma" with director Paul Weitz and actor Lily Tomlin.”. 2015年8月22日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2015年12月27日閲覧。
^ “ ⇒Paul Weitz’s ‘Grandma’ With Lily Tomlin ? Hot Sundance Clip”. 2015年12月27日閲覧。
^ “ ⇒Sony Pictures Classics Acquires ‘Grandma’ At Sundance ? Update”. 2015年12月27日閲覧。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:20 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef