事務所に戻って苦慮するウィルフリッドに謎の中年女性から1本の電話がかかってくる。彼女はクリスチーネの秘密を知っているという。ウィルフリッドとメイヒューは待ち合わせ場所に指定された駅の酒場でその女性と面会し、クリスチーネが恋人に宛てた手紙を入手する。その手紙には彼女は夫レナードに殺人の罪を着せ、恋人と結婚しようとする旨のことが書かれていた。この手紙が決め手となり公判は大逆転、レナードは無罪となり、クリスチーネは偽証の罪に問われる事となる。しかし、弁護士として見事勝利を手にしたウィルフリッドは、あまりにでき過ぎた展開に合点がいかない。そのウィルフリッドに、クリスチーネはある告白を始めた。 役名俳優日本語吹替
キャスト
NET版
レナード・ヴォールタイロン・パワー山内雅人
クリスチーネマレーネ・ディートリッヒ初井言栄
ウィルフリッド・ロバーツチャールズ・ロートン雨森雅司
ミス・プリムソルエルザ・ランチェスター高橋和枝
ブローガンムーア弁護士ジョン・ウィリアムス 中村正
メイヒューヘンリー・ダニエル真木恭介
カーター執事イアン・ウルフ
マイヤーズ検事トリン・サッチャー大木民夫
ジャネット・マッケンジウナ・オコナー(英語版)川路夏子
裁判長フランシス・コンプトン(英語版)八奈見乗児
ハーンフィリップ・タング(英語版)北村弘一
ダイアナルタ・リー(英語版)渡辺典子
オブライエンマージョリー・イートン(英語版)中村紀子子
ジョンソン夫人オトーラー・ネスミス(英語版)川路夏子
マヒューモリー・ローデン京田尚子
不明
その他N/A千葉順二
上田敏也
矢田耕司
明石良
藤本譲
日本語版スタッフ
演出小林守夫
翻訳木原たけし
効果
調整前田仁信
制作東北新社
解説淀川長治
初回放送1972年1月30日
『日曜洋画劇場』
21:00-22:54
正味95分
スタッフ
監督:ビリー・ワイルダー
製作:アーサー・ホーンブロウ・Jr
原作:アガサ・クリスティー
脚本:ビリー・ワイルダー、ハリー・カーニッツ
撮影:ラッセル・ハーラン
音響:ラルフ・アーサー・ロバーツ
音楽:マティ・マルネック
マレーネ・ディートリヒの衣裳:イーディス・ヘッド
字幕翻訳:柴田香代子(DVD版)、加納礼子(プレミアムシネマ版)
主な受賞歴
アカデミー賞
ノミネート
アカデミー作品賞:アーサー・ホーンブロウ・Jrアカデミー監督賞:ビリー・ワイルダーアカデミー主演男優賞:チャールズ・ロートンアカデミー助演女優賞:エルザ・ランチェスターアカデミー録音賞:ゴードン・ソーヤーアカデミー編集賞:ダニエル・マンデル
英国アカデミー賞
ノミネート
最優秀外国男優賞:チャールズ・ロートン
ゴールデングローブ賞
受賞
助演女優賞:エルザ・ランチェスター