開始当初の関東地区における視聴率は、当時時間帯1位を独走していた日本テレビの『ルックルックこんにちは』や、TBSの『はなまるマーケット』に苦戦してはいたが、1999年10月1日に初の単独トップを樹立。2000年春頃からじわじわと視聴率を上げ、次第に『ルックルックこんにちは』との視聴率差が縮まり、同年11月には『ルックルックこんにちは』と全くの同率になり、2001年2月からは時間帯平均視聴率1位の座を独占[7]。視聴率は10%前後を推移し、時に13%近い数字を叩き出すこともあり、前座番組『めざましテレビ』と後座番組『こたえてちょーだい!』の視聴率上昇にもつながっていた。2007年からは一時期、日本テレビ『スッキリ!!』に逆転されることもあったが、2009年度は視聴率1位に返り咲いていた。また、2009年度以前では、NHK総合テレビ『連続テレビ小説』の視聴率低下の要因の一つにもなっていた。
2010年春にNHKが総合テレビで『あさイチ』を開始してからは時間帯1位の座をそちらに譲り、2位以下となることが多くなっていた[8]。
2012年春まで、長らく時間帯民放1位の座を保持していた[9]。だが、女性サブ司会が当時同局アナウンサーの中野美奈子から女優の菊川怜に交代した同年7月からは、『スッキリ!!』にその座を奪われることが一時多くなった[10][11][12]。さらに同年11月第2週(5 - 11日)には、テレビ朝日の『モーニングバード!』にも週平均で初めて下回り(本番組6.3%、『モーニングバード!』6.6%)[13]、それ以後も『モーニングバード!』に苦戦を強いられることが一時期多かった[14][15]。
しかし2013年中期より再上昇し、同年10月では時間帯民放1位の座を奪還した[16][17]。2014年においては、3年ぶりに年間視聴率で民放トップになった[18]。2015年、2016年も年間視聴率民放トップとなっていた[19][20]。
2016年9月第3週ではテレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』(第2期)に時間帯民放1位の座を初めて譲ると同時に、日本テレビの『スッキリ!!』(第1部)にも敗れ時間帯民放3位となった[21][22][23]。同年11月には初めて月間を通じて『モーニングショー』に時間帯民放1位の座を譲った[24]。その後も2017年3月まで『モーニングショー』に敗戦していた[25] が、同年4月第1週で7.5%と民放1位に返り咲いた(『モーニングショー』は7.4%、『スッキリ!!』は6.3%、TBSの『ビビット』は2.8%)[26]。同年4月では7.4%を記録し2016年8月以来となる月間民放1位を記録(『モーニングショー』と同率)[27]。2017年8月11日は10.1%を記録し、時間帯1位を記録した『モーニングショー』に敗戦した[28]。
2017年10月以降は、『モーニングショー』や『スッキリ』に敗戦する日も現れるようになり[29][30][31]、2017年以降、『モーニングショー』に年間民放1位の座を譲る状態となった[32][33]。
2018年に入ってからは『スッキリ』と激しく民放2位を争っている状態だった[34][35]。 が、徐々に『スッキリ』に対しても劣勢となり、とうとう民放3位に転落してしまった[36]。さらにTBSの『ビビット』の猛追を受けた[37]。2018年4月 - 2019年12月頃までは再上昇し、『スッキリ』をも上回り民放2位に浮上した[38][39]。
2020年1月以降終了までは『スッキリ』や『モーニングショー』にも敗戦し、民放3位に転落することもあった[40]。
過去最高視聴率は2011年7月18日に記録した16.4%[41]。要因は、この日が祝日(海の日)であったことや、裏番組である『あさイチ』が祝日編成により休止だったことが挙げられる。
コーナー
帯企画
とくダネ!TIMES
開始当初から2007年9月28日まで行われたコーナー。「得もり」の前身。笠井信輔が進行とナレーションを担当する。オープニング映像の後、提供クレジット、そして担当の笠井が進行を始める。その際は、背広を脱ぐのがお決まりである(なお、小倉が休みないし、海外などへの取材などで笠井がメインに座る時、もしくは笠井が休みの時は代理で長谷川豊が担当しているが、その際は背広を脱がない。また、その際オープニング映像はいつもの笠井が映ったものではなく長谷川が映ったものに変更される)。スポーツ紙・週刊誌のように、テレビモニターで表紙となる写真と取り上げる見出し項目を紹介。最初の項目には、「きょうの表紙」を放送。そのあと見出し項目を幾つか紹介し、あとは「TIMES FLASH」で短く放送する。1つの項目を5分程度に、簡潔に伝えるために、笠井が解説用の表を作成するなどしている。
当初は、「とくダネ!Choice」の時間に「とくダネ!TIMES 第2版」としてコーナーを設けていたが、すぐに撤廃され、2001年4月から1年間、日替わりコーナーを1日2つから1つに減らし、笠井進行のミニコーナー「TIMES+(タイムズ・プラス)」を放送。プラスを終了させてからは1つの項目に充てる時間を増やした。
2006年4月に刷新。表紙を廃止し、最初の項目、速報や続報がある話題は「早刷り」とした。電話インタビューも多用している。また、「TIMES Choice」を「とくダネ!Choice」として番組後半に移動させた。
得もり
笠井が進行とナレーションを担当する。2007年10月から2011年3月まで行われたもので、「とくダネ!TIMES」の後継コーナー。
2009年4月から、コーナー開始時にアニメーション映像が流されるようになり、また当日紹介する話題に関する小物類がスタジオ内に置かれるようになった。