ヱビスビールを製造・販売していた日本麦酒醸造会社(現在のサッポロビール)の工場が、現在恵比寿ガーデンプレイスのある場所にかつて存在していた。工場に隣接する山手線上に1901年、ビール出荷専用の貨物駅が開設された[2]。ビールの商標に因み、駅名も「恵比寿」(当初「ゑびす」と表記)と命名される。駅開設当時の地名は「下渋谷」であった[2]。後に、工場周辺を「ゑびす」と呼ぶようになり、1928年に駅周辺の地名も「恵比寿通」と名付けられた[2]。駅前の恵比寿神社は、戦後に成立したものである(駅周辺の節も参照)。
商品名のヱビスと恵比寿ガーデンプレイスのローマ字表記は「YEBISU」であるが、地名と駅名の表記は「Ebisu」である。 JR 恵比寿駅
駅構造
JR東日本
JR線ホーム(2016年5月)
えびす
Ebisu
EBS
所在地東京都渋谷区恵比寿南一丁目5-5.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度38分48秒 東経139度42分36.5秒 / 北緯35.64667度 東経139.710139度 / 35.64667; 139.710139 (JR 恵比寿駅)
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号エヒ←ヱヒ
駅構造高架駅
ホーム2面4線
乗車人員
-統計年度-112,602人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日1901年(明治34年)2月25日
乗入路線 4 路線
所属路線■山手線
駅番号JY21
キロ程5.6 km(品川起点)
◄JY 22 目黒 (1.5 km) (1.6 km) 渋谷 JY 20►
所属路線■埼京線[* 1]
(■相鉄線直通含む)
駅番号JA09
◄JA 08 大崎 (3.6 km) (1.6 km) 渋谷 JA 10►
所属路線■■湘南新宿ライン[* 1]
駅番号JS18
◄JS 17 大崎 (3.6 km) (1.6 km) 渋谷 JS 19►
備考
業務委託駅[7]
東京山手線内・東京都区内駅
^ a b いずれも線路名称上は山手線。
テンプレートを表示
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している渋谷駅管理の業務委託駅[7]。
山手線と埼京線・湘南新宿ライン(山手貨物線)でそれぞれ島式ホーム1面2線ずつ、2面4線を有する高架駅である。
ホーム上の大部分は駅ビル「アトレ恵比寿」に覆われており、1階に西口、3階に東口、それぞれの改札口が設置されている。なお、現行の駅舎が建設される前は、西口・東口とも地平部に駅舎があり、東口とホームは山手貨物線を跨ぐ橋で連絡していた。
エスカレーターは改札内コンコースとホームを連絡するほか、東口には出入口と改札外コンコースを連絡するものも設置されている。