恵庭市
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恵庭市のスカイライン恵庭ニュータウン恵み野

恵庭市(えにわし)は、北海道中部(道央地方)に位置し、石狩振興局に属する
概要

恵庭市は札幌市新千歳空港のほぼ中間に位置しており、恵まれた交通アクセスと穏やかな気候風土を持つまちになっている[1][2]。市民主導による花のまちづくりが盛んで全国的に評価され[1]、これまでに『緑化推進運動功労者』内閣総理大臣表彰(平成7年「花いっぱい文化協会」、平成13年「サッポロビール北海道工場」)、『都市景観大賞』「美しいまちなみ大賞」国土交通大臣表彰(平成16年「恵み野地区」)[3]、『花の観光地づくり大賞』(平成22年「恵庭市」)などを受賞しており[4]、「ガーデニングのまち」として知られるようになった。
地名の由来

アイヌ語で現在の恵庭岳を指す「エエンイワ[5]」(頭が・尖っている・山)に由来するとされている[6]
地理

市域は東西約34 km、南北約23 km、総面積294.87 km2であり[7]、自衛隊の演習地も含めると市域の約3分の2が森林地帯になっている[8]。山岳部は「支笏洞爺国立公園」になっており、恵庭岳漁岳空沼岳を源とする漁川やラルマナイ川、千歳川へ合流する島松川などの河川がある[7]
地形
山地
主な山


漁岳 (1,318 m)

空沼岳 (1,251 m)

イチャンコッペ山 (829 m)

島松山 (493 m)

河川
主な川


島松川

柏木川

ルルマップ川

漁川

茂漁川

ユカンボシ川

千歳川

主な滝


白扇の滝

ラルマナイの滝

三段の滝

湖沼

えにわ湖(
漁川ダムによる人造湖)


漁岳(2009年10月)

漁川(2013年4月)

漁川ダム(2007年9月)

ラルマナイの滝(2007年5月)

気候

太平洋日本海の中心付近に位置しているため、両方の気象の影響を受ける特徴がある[7]。年間の平均気温は7℃から8℃であり、内陸型の気候になっている[7]。そのため、冬季の冷え込みは厳しく、冬の晴れた朝は放射冷却により-20度以下になることも珍しくない。積雪は札幌よりは少ないが千歳市よりは多くなっている。一方、夏は比較的冷涼な気候である。

恵庭市
雨温図説明

123456789101112
  56 -2-13  49 -2-12  53 2-7  67 100  77 166  57 1911  91 2315  179 2417  153 2111  115 154  79 7-2  67 1-8
気温(°C)
総降水量(mm)
出典:[1]

インペリアル換算
123456789101112
  2.2 289  1.9 2910  2.1 3620  2.6 4933  3 6042  2.2 6751  3.6 7360  7 7663  6 6952  4.5 5940  3.1 4529  2.6 3317
気温(°F)
総降水量(in)

恵庭島松(1991 - 2020年)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年


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