恩田 陸
(おんだ りく)
ペンネーム恩田 陸
誕生.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}熊谷 奈苗(くまがい ななえ)
(1964-10-25) 1964年10月25日(59歳)
日本・青森県青森市
職業小説家
言語日本語
国籍 日本
最終学歴早稲田大学教育学部
活動期間1992年 -
ジャンル推理小説・ファンタジー
代表作『夜のピクニック』(2004年)
『ユージニア』(2005年)
『中庭の出来事』(2006年)
『蜜蜂と遠雷』(2016年)
主な受賞歴吉川英治文学新人賞(2004年)
本屋大賞(2005年・2017年)
日本推理作家協会賞(2006年)
山本周五郎賞(2007年)
直木三十五賞(2017年)
デビュー作『六番目の小夜子』(1992年)
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示
恩田 陸(おんだ りく、1964年10月25日 -)[1]は、日本の小説家。本名は熊谷 奈苗(くまがい ななえ)[1]。青森県青森市生まれ(宮城県生まれとされることもある[2][3])。
『六番目の小夜子』(1992年)でデビュー。ホラー、SFなど枠にとらわれず、郷愁を誘う情景描写に定評がある。『夜のピクニック』(2004年)で本屋大賞、『蜜蜂と遠雷』(2016年)で直木賞・本屋大賞を受賞。 1964年(昭和39年)10月25日、青森県青森市で生まれる[4]。1966年(昭和41年)頃に愛知県名古屋市へ移住[5]。その後の幼児期と松本市立清水小学校1年まで長野県松本市で過ごした[6]。1972年(昭和47年)に富山県富山市へ移り、小学2年から5年まで富山市立五番町小学校(現:富山市立中央小学校)に通った[7]。小学2、3年生の時にロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』を読み、作家の存在を知る[8]。1976年(昭和51年)に秋田県秋田市へ移り、小学5年の終わりから卒業まで秋田市立旭北小学校に通った[9]。1977年(昭和52年)に仙台市へ移り、仙台市立五橋中学校入学時から2年間通った[10]。1979年(昭和54年)の中学3年時から水戸市立第一中学校に通い[6]、茨城県立水戸第一高等学校を卒業するまで茨城県水戸市で過ごした[11]。小学校か中学校の図書室で『少年少女世界推理文学全集』(あかね書房)で、ミステリに出会い夢中になり大きな影響を受ける[12]。水戸第一高校で、新聞部と美術部に入り[6]、新聞部ではエッセイを書いていた[13]。一方で個人誌『すいかずら』を作り好きな詩歌を載せ小説・エッセイを連載したが自分以外には非公開だった[6]。父がクラシック好きで、自宅には多くのレコードがあり[14]、子供の時に、引っ越しが多かったが、本と音楽が周りにある環境で過ごしピアノを習い、広く音楽を知る先生に学び、大人になった今も「ピアノを聞くのが一番好き」と答えている[15]。なお両親とも宮城県仙台市出身で、現在も同市に実家がある[10]。恩田の本籍は仙台市にあり[16]、公式プロフィール上も仙台市出身となっている[17]。 1983年(昭和58年)に早稲田大学教育学部国語国文学科[13]に入学すると、同大のビッグバンドのハイソサエティー・オーケストラに所属してアルト・サックスを演奏した[18]。
来歴