恋するリベラーチェ
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それから数年にわたってソダーバーグは企画を進めるが、ハリウッドのスタジオ側の「あまりにも同性愛的」であるという理由から資金調達は難航した[12][13][14]。この長い企画段階の間、ダグラスとデイモンは出演降板をすることはなかった[9]。最終的にHBOフィルムズ(英語版)が引き受け、2012年に2300万ドルの予算で約30日間の撮影が行われた[2]
評価
批評家の反応

Rotten Tomatoesでは92件のレビューで支持率は95%、平均点は10点満点中8.2点となっている[15]Metacriticでは30件のレビューで加重平均値は82/100となっている[16]

ガーディアン』のピーター・ブラッドショーは5つ星のうち4つを与え、「ブラックコメディーとしても、セレブの孤独を描いたドラマにしてもとても良い出来だ。マイケル・ダグラスマット・デイモンの演技も申し分ない。」と評した[17]

一方、『ワシントン・ポスト』のハンク・スチュエヴァーは「物語がやたら憂鬱な感じを与えるが、中身はない。」と批判した[18]
受賞とノミネート

第66回カンヌ国際映画祭ではベビー・ボーイ(リベラーチェが飼っていたペットのプードル)がパルム・ドッグ賞を獲得した[19]プライムタイム・エミー賞には作品賞 (ミニシリーズ/テレビ映画部門)を含む15部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞(マイケル・ダグラス)を含む11部門において受賞を果たした。

また、2013年のハリウッド映画祭において、本作の製作総指揮を務めたジェリー・ワイントローブがレジェンド賞を受賞した[20]

さらに、堺市出身の矢田弘エミー賞の特殊メーキャップ賞を受賞した[21]
参考文献^ “ ⇒BEHIND THE CANDELABRA (15)”. British Board of Film Classification (2013年5月17日). 2013年5月29日閲覧。[リンク切れ]
^ a b “ ⇒AP Interview: Soderbergh On Quitting Movies”. Associated Press. NPR (2013年5月20日). 2013年6月1日閲覧。
^ a b “ ⇒BEHIND THE CANDELABRA; The Book, The Movie”. EarlyWord (2013年3月20日). 2013年8月12日閲覧。
^ “ ⇒2013 Official Selection”. Cannes (2013年4月18日). 2013年4月18日閲覧。
^ Higgins, Charlotte (2013年5月21日). ⇒“Behind the Candelabra is tipped for Cannes success ? but can't win Oscar”. Guardian. ⇒http://www.guardian.co.uk/film/2013/may/21/behind-the-candelabra-cannes-oscar 2013年5月25日閲覧。 
^ a b Azzopardi, Chris (2013年5月16日). “ ⇒Behind the ‘Candelabra’”. Out & About Nashville. 2013年6月2日閲覧。
^ Jagernauth, Kevin (2012年8月9日). “ ⇒Steven Soderbergh's 'Behind The Candelabra' Will Feature Marvin Hamlisch's Final Score”. IndieWire. 2013年6月1日閲覧。
^ Lang, Brent (2012年8月7日). “ ⇒Marvin Hamlisch, Composed 'The Way We Were,' Dies at 68”. The Wrap. 2013年6月1日閲覧。
^ a b Radish, Christina (2013年5月26日). “ ⇒Richard LaGravenese Talks BEHIND THE CANDELABRA, Signing on to the Film, Input from Matt Damon and Michael Douglas & Working with Steven Soderbergh”. Collider.com. 2013年6月1日閲覧。


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