徴兵検査
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兵役法第12条は身体等位について定めており、身体検査の結果を見て軍医官が7等級で判定を行う(次のとおり)[3]

第1号「身体が健康で現役または補充役服務をすることができる者」 - 体格及び健康の程度により1級・2級・3級・4級に分ける(現役兵へ編入)

第2号「現役または補充役服務はできないが第2国民役服務はすることができる者」 - 5級(第2国民役へ編入)

第3号「疾病または心身障害で兵役に耐えられない者」 - 6級(徴兵免除)

第4号「疾病または心身障害により第1号から第3号までの判定が困難な者」 - 7級(再検査)

徴兵逃れ

兵役法第86条は「兵役義務を忌避し、または減免を受ける目的で逃亡し、または行方を隠した時または身体損傷または詐欺行為をした者は、1年以上3年以下の懲役に処する」とする[3]。忌避等があった場合には懲役刑を受けた後に徴兵義務を履行する必要がある[3]

現在でも徴兵検査が行われている韓国では徴兵検査は若年男性の最大の関心事ともいえる。近年では薬物の服用によって臓器疾患を詐病する、あるいは本当に病気になるなどによって不合格になろうとする者も増えている。

このような疾患を偽造する薬物の闇取引が横行していることもあり、近年では徴兵検査の合格基準が緩和される傾向にあり、軽度の糖尿病高血圧を患っても徴兵されるケースが増え、「本来、兵役に耐えられない者まで無理に徴兵している」という批判が出ている。
トルコ
内容

男性国民は20歳の誕生日の年の7月1日から10月31日までに軍の徴兵支部に出頭して最終徴兵検査を受けなければならない[4]。兵役の準備につけない者は理由(在学中、健康上の理由、収監中など)を記載した文書を提出しなければならない[4]

最終徴兵検査を受けて最終徴兵登録を完了した徴募兵は21歳になる年に入隊する[4]
徴兵逃れ

最終徴兵検査を受けるために徴兵支部に出頭しなかった場合は、期限の翌日(11月1日)にヨクラマ・カチャウ(yoklama kacagi:登録前徴兵忌避者)となる[4]

最終徴兵登録後に軍事訓練センターもしくは部隊に入隊しなかった者はバカヤ(bakaya:登録後徴兵忌避者)となる[4]
脚注^ WEB特集 包茎はダメ、じゃない - NHKニュース
^ 学生・生徒の徴集猶予制限を短縮『東京朝日新聞』(昭和14年3月21日)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p707 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
^ a b c d チュ・チュンヨン『韓国徴兵、オレの912日』講談社+α文庫、2006年。 
^ a b c d e 国別政策および情報ノート トルコ:兵役(出入国在留管理庁)2022年1月19日閲覧

参考文献

菊池邦作 『徴兵忌避の研究』
立風書房 ASIN B000J8X99M

関連項目

徴兵逃れ

兵役

徴兵令

陸軍身体検査規則

集団検診

M検

兵役適正分類 (ロシア)(ロシア語版)


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