復元光線
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小型の、レジほどの大きさの道具。これに現金を預けると、1時間ごとに1割の割合で利子が増えていく。計算上では10円を1週間預けると9千万円弱になる。定期預金だとさらに利子が高く、1か月定期は利息1時間2割、1年だと5割。ただし、この定期預金は中途解約が不可能であり、満期にならないと金を下ろすことはできない。

銀行強盗を防ぐため、この銀行を壊そうとした者を電撃で撃退する機能も内蔵している。

預けるだけでなく金を借りることもできるが、利子は1時間2割と非常に高く、返済しないと利子として1時間ごとに着ている物がどんどん消えてしまい最後には全裸にされる(借りた者の預金口座から利子が引かれるかは不明だが、もしそうなら作中ののび太の場合は借り入れが預金高の500倍だったので最初の1時間で預金0である)。
フェザーゴーグル「#フェザープレーン」を参照
フェザープレーン

フェザープレーンは、「フェザープレーン」(てんとう虫コミックス32巻収録)に登場する。

室内用軽量飛行機「フェザープレーン」の未来版といえる道具。人が乗れるほどの大きさだが、現代の物と同じく非常に軽量で、指1本で持ち上げることができる。機首に備えられているゴム仕掛けのプロペラを巻くことで、空へ飛ばすことができる。

さらに、人間が専用のフェザーゴーグルを頭に付けて体を軽くすることで、このフェザープレーンに乗って操縦することも可能。ただしスピードは人間が歩くよりも遅い。またのび太のくしゃみ等の突風にも弱い。一人乗りであるが、後半の場面ではもう一人が操縦席の後ろの機体上に乗り、二人乗り(のび太としずか、スネ夫とジャイアン)で飛んでいる。さらにテレビアニメ第2作第1期では、操縦席にのび太、右翼上にドラえもん、左翼上にしずかが乗り、3人乗りで飛んでいる。この場合、同乗者も全員フェザーゴーグルが必要。
フエルミラー

フエルミラーは、「かがみの中ののび太」(てんとう虫コミックス5巻収録)に登場する。

縦長の鏡台状の道具。この道具を使うと、物を2つに増やすことができる。使い方はまず台座にあるスイッチを入れ、増やしたい物をこの鏡に映し、鏡の中に手を入れて増やしたい物を取り出すという手順。ただし、鏡なので左右反転した状態で物が出る。そのため通貨は増やしても使い物にはならない(そもそも紙幣の場合、偽造防止のために通し番号が印刷されているため、コピーした紙幣はどのみち使用できない)。他にも野球のグローブや時計など、左右逆では不具合のある品物をコピーする場面がある(コピーした物をまたコピーできればオリジナルと同じ向きになるはずだが、それが可能かは不明)。

作中では鏡の中ののび太が鏡から勝手に出てきてしまった。その際に本物ののび太は鏡の中に追いやられてしまい、スイッチを切られて鏡の中に閉じ込められてしまった。鏡の中の世界は真っ暗。このような事も起こり得るため、使用後はスイッチを切らなければ危険である。ちなみに鏡の中ののび太は、本物とは性格も利き手も正反対だったが、のび太の母親である玉子には全く勝てず、最終的には玉子を恐れて自ら鏡の中に帰って行き、本物ののび太もドラえもんに救出された。

現実的に、3Dスキャナを使用して立体物を三次元データーとして読み取り、これを3Dプリンタで出力することで立体コピーが可能である。材質は出力機械によって決まってしまうが、同じ形、色、大きさで物を複製するという意味では実現できたといえる。『のび太の人魚大海戦』では、対象が身につけている衣服のみを読み取り、更に色やサイズを調節した上でコピーするという、これに似た機能が使われた。

関連品として、「サンタメール」(てんとう虫コミックス21巻)、『のび太の創世日記』では手鏡状の「フエルミラー コンパクトタイプ」が登場する(「サンタメール」では手鏡も単に「フエルミラー」と呼ばれ、形も『創世日記』の物とは微妙に違う)。また『創世日記』のラストでフエルミラーでコピーを作ったといっているが、コンパクトタイプなのかは不明。

映画でもたびたび使われるが、名前だけで実物が登場することはほとんどない(『のび太とアニマル惑星』、『のび太の創世日記』、『のび太の宇宙漂流記』など)。

なお、学習シリーズドラえもんのかん字じてんステップ1での表記は「ふえるミラー」または「フエル・ミラー」。
プカリクリーム

プカリクリームは、「ペタリ甲板」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』6巻に収録)に登場する。

これを体に塗ると、体が水をはじくようになり、水上を自在に歩き回ることができる。

同様の道具に「あめんぼう」がある。
ふきかえ糸電話

ふきかえ糸電話(ふきかえいとでんわ)は、「ふきかえ糸電話」(てんとう虫コミックス37巻収録)に登場する。

糸電話に似た道具。普通の糸電話は糸の両端に受話器(紙コップ)がついているが、このふきかえ糸電話は糸の片方にしかついていない。受話器がない方の糸の先端を誰かにつなげて受話器から声を送ると、糸を繋いだ相手にその言葉を喋らせることができる。糸を繋いだ相手は動物でも、また眠っている人間でも良い。
ふきとばし・せん風機

ふきとばし・せん風機(ふきとばし・せんぷうき)は、「テストにアンキパン」(てんとう虫コミックス2巻に収録)に登場する。

小型の室内扇風機ほどの大きさの扇風機。翌日のテストを前に慌てるのび太に対して、ドラえもんが「これで学校を吹き飛ばせばテストは無くなる」と無茶苦茶を言っていた。無論、実際には使用されなかった。なお道具名は原作では未登場で、本項の名前はドラえもん (2005年のテレビアニメ)公式HPのひみつ道具カタログから。
復元光線

復元光線(ふくげんこうせん)は、「(秘)スパイ大作戦」(てんとう虫コミックス1巻収録)などに登場する。

懐中電灯のような形をした道具。壊れた物体にこの道具から発する光線を浴びせると、壊れる前の状態に戻してくれる。


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