肉食動物において、待ち伏せは獲物を捕らえる方法の1つの形である。待ち伏せ戦略ともいわれる。
捕食者の獲物の探し方には、大きく見ると移動しつつ探す場合と、動かずに獲物の来るのを待つ場合があり、後者が待ち伏せに当たる。しかしながら、この2つは完全に区別できるものではない。移動しつつ探す場合にも、獲物の来そうな場所を回る場合、そこで少し様子を見ることもあるので、短期的な待ち伏せが含まれる。待ち伏せ戦略という場合、基本的に移動は考えていない、というふうに見えるものを指す。たとえば、アリジゴクや網を張るクモのように、特定の場所に捕獲のための巣や装置を作るものは典型的な待ち伏せ戦略である。
待ち伏せを有効にするためには、よく獲物が来る場所を探さなければならない。しかし、中にはより積極的に獲物を誘引する方法を採るものもあり、アンコウなどが有名である。
脚注[脚注の使い方]^ tf-sarobetsu. “待ち伏せ猟 。サロベツ発 <富士元寿彦>
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