「朝鮮知守不知攻、知己不知彼、其人深沈狡獰固陋傲頑
覺之不覺、激之不激、故断然不以兵力?焉、則不爲我用
也、況朝鮮蔑視皇國、謂文字有不遜、以興耻辱於
皇國、君辱臣死、實不戴天之寇也、必不可不伐之、不伐之
則
皇威不立也、非臣子也」。すなわち、
「朝鮮は守るを知りて攻めるを知らず、己を知りて彼を知らず、其の人は深沈・狡獰・固陋・傲頑、
之を覺して覺らず、之を激して激せず、故に断然兵力を以って焉(いずく)んぞ?(のぞ)まざれば、則ち我が用を爲(な)さざる也、
況や朝鮮は皇國を蔑視して、文字に不遜(ふそん)有りと謂(い)う、以って耻辱を皇國に與(あた)う、
君を辱らるれば臣は死す、實(じつ)に不戴天の寇(あだ)なり、必ず之を伐たざるべからず、之を伐たざれば
則ち皇威は立たざる也、臣子に非ざる也」。
^ 伊藤博文言行録 秋山悟庵 国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号:34
^ 維新英雄言行録 吉田笠雨 国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号:126
^ 田中彰「征韓論」『改訂新版・世界大百科事典 第15巻』平凡社、2007年9月1日 改訂新版発行、
^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『征韓論』 - コトバンク
^ a b 勝田政治 2011, p. 4.
^ a b 勝田政治 2011, p. 2.
^ a b 勝田政治 2011, p. 3.
^ 西南記伝上巻1 黒竜会 国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号:175
^ 家近良樹 2011, p. 29.
^ a b 高橋秀直 1994, p. 51.
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