彼氏彼女の事情
[Wikipedia|▼Menu]
小学校時代は男子からも恐れられる存在で、同級生だった十波健史を「いじめから守る」という名目でいつも下僕のようにこき使っていた。北栄高校で健史と再会し、紆余曲折を経て彼氏彼女の関係になっている。実は太っていた頃の健史の方が好みで、再度太らせるためにたくさん食べさせようとすることがある。卒業式当日に健史と共に日本を飛び出し、世界各地の遺跡を巡る生活を送っている。後に某国の大学教授になる。
瀬名 りか(せな りか)
声 - 福井裕佳梨主人公の同級生で1年時はD組。芝姫つばさの中学からの友人。連載当初は「瀬奈りか」だった。アニメ版での苗字も「瀬奈」。手先が器用で刺繍が得意。温厚で忍耐強く女の子らしい性格なのだが怒らせると佐倉椿や沢田亜弥が怯えるほど怖く、小学生のころに恭一がいじめにあっていると知った時には鉄バッドを持ちだして相手の額めがけて躊躇なく振るうということまでやっている(相手はおでこの部分が切れて出血)。個性的なキャラが集まるカレカノメイトの中、自分は地味で目立たなくてもいいと思っているようだが、実は他のメンバーからの評価は高く、“真の実力者”である。つばさは機嫌が悪い時に近づくと大抵の人がひっかかれる(雪野でもひっかかれる)が、自分は一度もひっかかれたことが無いのが小さな自慢。実家は洋食屋でトキとマキという歳の離れた小学生の弟と妹がいる。卒業後は大学の被服科に進学した後、亜弥の兄(恭一)と結婚し、つばさの父の専属縫い子になり、同時にバンド「陽・陰」のドラマー・マーティンの専属縫い子になる。
沢田 亜弥(さわだ あや)
声 - 本谷有希子主人公の同級生で1年時はD組。芝姫つばさの中学からの友人で、瀬名りかとは家が隣同士の幼馴染。佐倉椿とは悪だくみ仲間として意気投合。幼少時から数々の突飛な行動でいつもりかをヒヤヒヤさせており、高校からは喫煙癖も加わる。自他共に認める腹黒い読書家で、他人の弱点を冷静に分析する。在学中から数々の作文・小説コンクールを総なめにし、「沢井綾希」のペンネーム小説家としても活動している。夏休みはほとんどを執筆に当て、皆と遊ぶときも眼の下にクマをこしらえていた。劇中劇「鋼の雪」の脚本を書き、文化祭にて雪野らにより公演、大人気を博す盛況ぶりだった。カレカノメイトの中では唯一、恋愛絡みの話が全く無い。ただし、恋愛とは異なるが極一部の女子からはモテるようである。最終回では担当編集者の宮沢花野に締め切りで追い回されている。
家族・血縁者
宮沢雪野の関係者
宮沢 洋之(みやざわ ひろゆき)
声 -
草尾毅 / 幼少時 - 野田順子雪野の父で、会社員。雪野が1年生の時で37歳。早くに両親を亡くし、祖父と二人暮らしで育つ。少年時はかなりの悪ガキで、近所に住む都香をかわいがっていたが、客観的には全くそうではなかった。高校で都香に再会して微妙な関係となり、祖父の他界を機に都香と心の距離が一気に近づき、都香の高校卒業後すぐに結婚。この時悪ガキ時代からの天敵であった都香の父から猛反対を受けボコボコにされたが、これは宮沢家代々の伝統らしい。家族を愛し、娘たちの意思と自由を尊重し、裕福ではないが円満でおおらかな家庭を支える明るい父。雪野が成績を落とし、学校側に呼び出しをくらった時も、娘の意思を全面的に信頼して全く動じることが無かった。一方で少年のような幼稚さも残っており、雪野からは「でっかい弟」と思われている。「娘ラブ」と描かれたTシャツ(後に「娘ラブ2」にヴァージョンアップ)を好んで着用している。
宮沢 都香(みやざわ みやこ)
声 - 小山裕香雪野の母で、専業主婦。夫の洋之とは都香が4歳からの幼馴染で二学年下(ゆえに雪野が1年生の時で35歳)。アニメ版での旧姓は小橋だが、原作では不出。早くに母を亡くしている。中学で洋之と再会したときは兄妹のような関係だったが、高校で再会した時には互いに淡い想いが育ち始めていた。高校生の頃の都香は、雪野と外見が瓜二つ。雪野のよき理解者でしっかり者。でもミーハー。雪野の妊娠に真っ先に気付いてもいる。
宮沢 月野(みやざわ つきの)
声 - 渡邉由紀雪野の妹(次女)で、連載当初は中学3年生。ロングヘアがチャームポイントのマイペースな女の子。普段着は緑色の長袖シャツに紺色のジーパンを履いている。本編中では三姉妹の中で最も影が薄く目立った才能は無いかに見えたが、後になんとなく始めたテニスで準優勝し、私立高にスカウトされてテニスを続ける。大学までは数々のタイトルをとる優秀選手だったが、故障により引退後は県立高校の教員となり、テニス部の顧問を担当するようになる。生徒の長所を伸ばすのが上手らしい。
宮沢 花野(みやざわ かの)
声 - 山本麻里安雪野と月野の妹(三姉妹の末っ子)で、連載当初は中学2年生。髪はショートカット。一番甘えん坊だが、結構しっかりしている。小説や漫画などの読書が好き。メンタル面に造詣が深く、雪野へは度々的確なアドバイスをし、時には雪野から私を見抜くのはやめて、と言われるほど姉を理解していた。後に雪野と同じ北栄高校に進学し、髪も少し伸ばしたため、総一郎から「(高校1年頃の)雪野さんに似てきた」と言われている。卒業後は憧れだった沢井綾希(沢田亜弥)担当の編集者になっている。アニメ版第25話は全編彼女が主人公のオリジナルストーリーで、キャラクターデザインエンディングテーマまでもが本編と違うものが使われた。
小橋(こばし)
声 - 西村知道都香の父。名は原作では不出。警官で後に刑事となる。一人娘である都香を溺愛しており、悪ガキだった洋之を子供時代から目の仇にし、都香から遠ざけようとしていたが、その努力は実らなかった。娘同様、3人の孫娘達を溺愛している反面、意図的に洋之を粗末に扱っており、「安月給男」「チンピラ」と洋之に面と向かって罵る。だが、内心では洋之のことを認めているらしい。早くに妻に先立たれており、現在は広い家に一人で暮らしている。
洋之の祖父
声 - 北川米彦洋之の祖父で育ての親。幼くして両親を失った洋之を愛情いっぱいに育てる。洋之が高校3年の時、体調を崩して床に伏せっていた朝、孫の成長を喜ぶ言葉を言い残し、彼が帰宅後、気が付いた時はもう息を引き取っていた。洋之と暮らしていた自宅は都香がお屋敷と言うほどに大きかったが、洋之では維持することができず、彼が亡くなった後に取り壊され、跡地には図書館が建てられた。
ペロペロ
宮沢家のペットである犬。性別はオス。初登場時から一貫して愛嬌あるスタイル(白いパグのような見た目で常に舌出し)だったが、数年後突如大型化し、アフガン・ハウンドのような犬に変貌する。同時に"神奈川犬"(かながわけん)という驚異の犬種であったことが判明する。総一郎ですら聞いたことが無い犬種であることから、作中でも相当珍しい犬種であることが窺える。最終的にチルチル君(オス)とミチルちゃん(メス)という二匹の子供をもうける。初期の頃は頻繁に登場していたが、大型化してからはほとんど登場しなくなった。
有馬総一郎の関係者
有馬 総司(ありま そうじ)
声 -
藤城裕士総一郎の伯父で養父。有馬家の長男で、父、怜一郎から受け継いだ総合病院を経営している。温厚だが、理不尽なことは絶対に認めない強さも持ち合わせる。虐待のうえ放置され餓死しかけていた総一郎を養子として迎え入れ、幼馴染で妻の志津音とともに育て上げる。努力型の秀才で、それゆえ若い頃に天才型である異母弟の怜司をその才能への嫉妬から傷つけてしまったことを、ずっと悔いていた。一族の中心人物である姉(詠子)以下、高慢な有馬一族の中で唯一まともな人。
有馬 志津音(ありま しづね)
声 - さとうあい総司の妻、総一郎の養母。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:136 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef