弘前ねぷた
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1947年(昭和22年)8月11日 - 天皇行幸(東北巡幸)の際にねぷたを観覧される[7]

1951年(昭和26年) - 弘前青年会議所主催でネプタコンクールを実施した[13]。ねぷたの大きさを「高さ18尺、幅12尺、電線に支障のあるものは上部を折り畳み式とす」と定める[7]

1954年(昭和29年) - 弘前青年会議所が第1回ネプタ囃子講習会を開催した。

1956年(昭和31年) - この年から「ねぷた祭り」を新暦で運行する[7]

1957年(昭和32年) - 名称を弘前ねぷたまつりとする[14]

1970年(昭和45年)4月20日 - 津軽情っ張り大太鼓が完成し、4月22日にお披露目の「市中パレード」を実施した[15]

1971年(昭和46年) - 陸奥新報社の創立25周年記念で棟方志功がネプタ絵を描いた[16]

1980年(昭和55年)1月28日 - 「弘前のねぷた」が国の重要無形民俗文化財に指定された [17][注釈 6]

1983年(昭和58年) - 日本国外(アメリカシアトル市)で初めて運行した[18]

1989年(平成元年) - 市制施行100周年を記念して、生鮮卸売市場関係者が津軽剛情張大太鼓を制作し弘前市に寄贈した[19]

1996年(平成8年) - 弘前ねぷた囃子が「日本の音風景100選」に認定された[20]

2006年(平成18年) - 弘前ねぷたまつりが平成18年度「高円宮殿下記念 地域伝統芸能賞」を受賞する[21]

2011年(平成23年)7月31日 - 東日本大震災への「鎮魂ねぷた」を特別運行した[22]。8月7日 - 弘前城築城400年祭記念をテーマに「なぬか日スペシャル」を実施した[23][注釈 7]

2014年(平成26年)8月5日 - 参加者がねぷたの昇降機に頭を挟まれて死亡する事故が発生したため、事故翌日以降の開催は全面中止となった[25][注釈 8]

2020年(令和2年)4月15日 - 新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、櫻田宏市長はこの年の開催中止を発表した[26]

2021年(令和3年)5月27日 - 新型コロナウイルス感染予防と拡大防止の観点から、2年連続の合同運行の中止を発表した[27]。弘前ねぷたの伝統継承のため、一部の運行団体が町内運行を実施した[28][29][30]

2022年(令和4年) - 弘前ねぷた 300年祭の公式応援キャラクターに、バーチャル・シンガー『初音ミク』を起用した[31][32]。8月1日?7日 - 新型コロナの感染拡大防止対策のもと、3年ぶりに合同運行を実施したが、審査・ちびっ子ねぷた・なぬかびおくりは中止となった[33]。8月27日・28日 - 弘前ねぷた 300年祭 特別運行を、「青森ねぶた」「しれとこ斜里ねぷた」「尾島ねぷた」を招き[注釈 9]、駅前地区にて実施した[35]。10月27日 - 弘前ねぷた 300年祭を記念し錦秋ねぷたを、「弘前城菊と紅葉まつり」開催中の弘前公園で運行した[36]
まつりの内容

弘前ねぷたまつりは8月1日から7日にかけて合同運行が行われる
[2]。(小雨決行、悪天候中止[37]

弘前ねぷたまつりのオープニングとしてちびっ子ねぷたのお通りだいが弘前市内の幼稚園・保育園の参加[注釈 10]により行われる[39][注釈 11]

最終日7日(午前運行)のことを「七日日(なぬかび)」と呼ぶ[40]

8月7日の夕方からなぬかびおくり[注釈 7]岩木川悪戸河川敷にて行われ、まつりのフィナーレを飾る[24]

まつりの運営は、弘前市・弘前観光コンベンション協会・弘前商工会議所・弘前市物産協会・弘前ねぷたまつり合同運行安全会議の5団体で構成する「弘前ねぷたまつり運営委員会」が実施している[2]

企業主催のねぷたは少なく、町会・集落単位でのねぷたが多かったが、近年は任意に仲間たちが集まって参加しているグループねぷたが増加傾向にある。

期間中、1日平均約50団体が参加するが、土・日などの開催日には参加団体が多い場合がある。2006年(平成18年)の場合、木曜日の8月3日に59団体、土曜日の5日には62団体と集中したため、両日は出発時間を30分早い、午後6時半からとした。

参加団体数と人出(まつり本部集計)

開催年参加団体数人出
昭和40年(
1965年)87団体
昭和50年(1975年)51団体
昭和60年(1985年)64団体
平成2年(1990年)64団体
平成7年(1995年)65団体
平成12年(2000年)66団体
平成13年(2001年)68団体(大型扇:52団体、大型組:6団体、小型扇:9団体、担ぎ:1団体)136万人
平成14年(2002年)68団体(大型扇:50団体、大型組:7団体、小型扇:9団体、担ぎ:2団体)148万人
平成15年(2003年)69団体(大型扇:51団体、大型組:7団体、小型扇:10団体、担ぎ:1団体)173万人
平成16年(2004年)75団体(大型扇:51団体、大型組:7団体、小型扇:15団体、担ぎ:2団体)161万人
平成17年(2005年)74団体(大型扇:53団体、大型組:7団体、小型扇:13団体、担ぎ:1団体)144万人
平成18年(2006年)75団体(大型扇:56団体、大型組:6団体、小型扇:12団体、担ぎ:1団体)166万人
平成19年(2007年)78団体(大型扇:58団体、大型組:7団体、小型扇:12団体、担ぎ:1団体)168万人
平成20年(2008年)81団体(大型扇:59団体、大型組:6団体、小型扇:15団体、担ぎ:1団体)169万人
平成21年(2009年)82団体(大型扇:59団体、大型組:7団体、小型扇:15団体、担ぎ:1団体)158万人
平成22年(2010年)84団体(大型扇:63団体、大型組:6団体、小型扇:15団体、担ぎ:1団体)163万人
平成23年(2011年)82団体(大型扇:60団体、大型組:6団体、小型扇:15団体、担ぎ:1団体)161万人
平成24年(2012年)83団体(大型扇:62団体、大型組:5団体、小型扇:15団体、担ぎ:1団体)162万人
平成25年(2013年)80団体(大型扇:59団体、大型組:5団体、小型扇:15団体、担ぎ:1団体)163万人
平成26年(2014年)82団体(大型扇:63団体、大型組:4団体、小型扇:14団体、担ぎ:1団体)130万人[41]
平成27年(2015年)80団体(大型扇:61団体、大型組:4団体、小型扇:14団体、担ぎ:1団体)164万人
平成28年(2016年)81団体(大型扇:59団体、大型組:4団体、小型扇:15団体、担ぎ:3団体)168万人
平成29年(2017年)80団体(大型扇:60団体、大型組:4団体、小型扇:14団体、担ぎ:2団体)163万人
平成30年(2018年)77団体(大型扇:55団体、大型組:4団体、小型扇:15団体、担ぎ:3団体)160万人
令和元年(2019年)74団体(大型扇:52団体、大型組:4団体、小型扇:15団体、担ぎ:3団体)168万人
令和2年(2020年)【中止】
令和3年(2021年)【中止】
令和4年(2022年)45団体(大型扇:29団体、大型組:2団体、小型扇:11団体、担ぎ:3団体)91万人[42]
令和5年(2023年)63団体(大型扇:44団体、大型組:3団体、小型扇:14団体、担ぎ:2団体)137万人

運行コース

弘前ねぷたまつり運営委員会が指定する運行コース[43]

ちびっ子ねぷたのお通りだい(合同運行開始直前の日曜日の日中)


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