また、脚部を覆う板として幕板が付いているもの[2]、机上に仕切り状の板(パーティション)が付いている種類もある[2]。このほか机の付加機能として照明付やコンセント付などがある。また、デスクマットを敷いて用いられることもある。 用途と目的によって、さまざまな種類の机がある。事務机でも、片袖、両袖のものから、右上の写真のようなロールトップデスク、人の背丈ほどの収納棚と一体化し、棚からテーブルを引き出せば書き物机(ライティングデスク)になるものなどがある。また学生用の学習机は、アニメキャラクターの絵などが奥板にデザインされ、読書用の蛍光灯スタンドが一体化されていたり、椅子は成長に合わせて高さの調節ができたりする工夫がなされている。しかし、このような子供文化的な装飾を取り去った子供用学習机もある。子供の学習にもコンピュータが学習教材として入り込んでくるようになってきたためである。 あるいは、2人が並んで、もしくは向かい合って同時に仕事のできるパートナー・デスクや、コンピュータ、プリンタなどを使用することを前提としたPCデスク、和室での読書用の座机、あるいは書道机ともいうものなど、さまざまなタイプのものがある。 前近代の日本の戦場では、床几の上に置き盾を置いた床几机が用いられた。 小学校、中学校、高等学校、塾などの教室で一般的に用いられる机は、合板(化粧板)の天板にスチールパイプ製の脚とそれを補強する足掛けを兼ねた横パイプを設け、天板の下部に物入れとなる鉄製の箱がある形のものが多く使われており、脚は固定式のほか可動式(身長に合わせて脚の高さを調節できるタイプ)の製品もある。 大学などの講義室や講堂では、数人が並んで座れる横幅の机に、固定式あるいは半固定式の椅子が取り付けられている物や、椅子に簡便な折り畳み式の机が付いている物が多い。
種類
教育施設用昭和時代の学校用机(二十四の瞳映画村)
机のつく言葉
机下(玉案下、案下、机右):脇付の一つ。手紙の宛名に添えて用いる。通常は男性が用いる。
デスクワーク:机に向かって行う仕事のことをデスクワークと呼ぶ。長時間、同じ姿勢でいることが多いために、肩こりや腰痛になりやすいとされている。
机上の空論:実際には不可能な意見。
明窓浄机(几):整頓された書斎をいう。
机間巡視:教師が生徒の座席を見回ること。
ギャラリー
小学校の机
学習机の一種
折りたたみ式
引き出しが移動可能
洗面と一体化(阪九フェリー)
脚注^ a b “ ⇒雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。
^ a b c d 意匠分類定義カード(D7)
関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、机に関連するカテゴリがあります。ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。机
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北村友一
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