ショートカットの髪型と活発な性格から幼少の頃から男の子に間違えられることが多く、中学時代には「女優になりたい」という夢を語ったところ周囲から「女優になるなら広末は吉本(興業)」と言われるほどであった[46]。
ブログやTwitterなどのSNSは一切やっていない。理由としては、リアルな生活感を出しすぎると女優の仕事に影響が出ることや[47]、自分から発信すると違う受け取り方をする人もいることが怖いとのこと[48]。また、アイドル歌手をしていた時代には新曲の宣伝もかねてバラエティ番組出演も多かったが、女優に専念してからはバラエティにはあまり出ていない。2017年12月30日に「にじいろジーン」に出演した際に息子から「ママ調子乗ってんな」「世間には色んな受け取り方をされるから気をつけた方が良いよ」と言われたことを告白している[49]。
前述のようにSNSはやらない方針であったが、2022年2月に期間限定でInstagramを始めた。2022年4月14日に発売するエッセイ本のプロモーション用アカウントである[50]。
2020年代に40代になってからは3児の母でありママタレントとしてや、美魔女としての起用も増え、「再ブレイク」と言われるほどメディアへの露出が増えている[51][52]。また若手時代には40代になるまで女優を続けるという思いはなく、「『あの人、おばさんになったね』とか『劣化したね』とか言われるのが絶対に嫌だと思っていた」と語り、一方で今は「逆に積み重ねだからこそ出せる演技であったり、感情っていうものがきっと生まれてくるって、30代のたくさん頂いた役を通して感じた」「今、そう考えるときっと50代、60代では、今まったく見えていない景色が見えるんじゃないか」と語った[53]。
第96回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞を授与された際に広末は、「(長引くコロナ禍で)役者という職業が必要なんだろうか、と考えさせられる時期もあった」「改めてずっしりとした重みのあるトロフィーをいただいて、間違っていなかったなと感じさせてもらいました。映画が人に勇気やパワーを与えてくれると信じて、生きている限り俳優を続けていきたいと思います」と述べている[54]。
妹が一人いる。元衆議院議員の三村和也は母方の従兄。東大生だった三村が広末の家庭教師をしていた[55]。
草g剛の大ファンで彼の映画や舞台を必ず観ており、その事は『SMAP×SMAP』で共演した時に「草gさんのは全部行かせていただいてます」「大好きで」と本人に伝えている[56]。
アイドルとして人気絶頂だった20歳前後の時期、「この世界を見るのが好きだったのに、見る時間がなかった。アウトプットばかりでインプットがなくて、自分が成長しているのか不安になって。フランスで仕事をさせてもらった時には、日本の芸能界の矛盾みたいなものもすごく感じて、芸能界が汚れた世界に見えてしまった」「人を傷付けずにどうやったら仕事をやめられるかな」と考えて15キログラム体重を増やしたと後日トーク番組「サワコの朝」で告白した[57]。