一挙に文庫本62点・350万部を同時刊行し[1]、センセーショナルに創刊。この点数は前代未聞だった。横幅寸法を通常の文庫本より5mm小さくし、また独自の用紙を用い、活字のポイントを上げる(「5ミリ小さい、目にやさしい」)など、注目を集める要素をそろえた[2][3]。創刊時のポスターやしおりには、幻冬舎代表取締役社長見城徹の言葉「新しく出ていく者が 無謀をやらなくて 一体何が変わるだろうか?」が入っていた。また創刊時の新聞広告には、荒海とその中を行く船のイラストレーションが入っていた[4][2]。
2007年8月、幻冬舎文庫10周年記念イベント「心を運ぶ名作1500」が開催された[5]。
2009年3月15日、吉本興業とタッグを組んだ幻冬舎よしもと文庫が創刊された[6]。
2013年、幻冬舎創立20周年企画として、全国の読者が今一番面白い幻冬舎文庫を選ぶ企画「みんなの幻冬舎文庫」が開催された。第1位の作品には有川浩『植物図鑑』に決定した[7]。
2015年、黒猫モンロヲが幻冬舎文庫のサポーターキャラクターとなる[8][9]。
毎年、夏にフェア「幻冬舎文庫 心を運ぶ名作100。」を開催している。
創刊時ラインナップbody:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}
Chage『月が言い訳をしてる』
いとうせいこう『ワールドアトラス』
もたいまさこ『猿ぐつわがはずれた日』
よしもとばなな『マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅 1』
カールスモーキー石井『アートの祭り』
ビートたけし『顔面麻痺』
ラース・フォン・トリアー『奇跡の海』
リシャール・ボーランジェ『ブルース』
伊集院静『水のうつわ』
井沢元彦『洛陽城の栄光 信長秘録』
横森理香『東京スリーズ・ダウン』
夏坂健『されどゴルフ』
銀色夏生『恋が彼等を連れ去った』
狗飼恭子『おしまいの時間』
群ようこ『毛糸に恋した』
原田宗典『笑われるかも知れないが』
五木寛之『みみずくの散歩』
五木寛之『みみずくの宙返り』
高橋克彦『聖夜幻想 Early times』
桜井亜美『イノセントワールド』
三谷幸喜『オンリー・ミー 私だけを』
山川健一『カナリア』
山田詠美『24・7』
山田邦子『同窓会』
小室哲哉『With t vol.1 小室哲哉音楽対論』
小室哲哉『With t vol.2 小室哲哉音楽対論』
小室哲哉『With t vol.3 小室哲哉音楽対論』
小室哲哉『With t vol.4 小室哲哉音楽対論』
小林よしのり『小林よしのりの異常天才図鑑』
小林聡美『ほげらばり メキシコ旅行記』
清水ちなみ『OL委員会秘宝館』
清水義範『映画でボクが勉強したこと』
生江有二『竜二 映画に賭けた33歳の生涯』
青山圭秀『理性のゆらぎ』
石原慎太郎『風についての記憶』
泉麻人『C・ジャック』
浅田次郎『勝負の極意』
村上龍『五分後の世界』
村上龍『贅沢な恋人たち』
団鬼六、宮崎国夫