幹線
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幹線となる基準は、次のように規定されている[5]
その路線のうちに、(イ)1980年3月31日時点で人口10万人以上の都市(主要都市)を相互に連絡し、(ロ)旅客営業キロが30kmを超え、(ハ)全ての隣接駅間で旅客輸送密度(1日1kmあたりの輸送人員)が4,000人以上である区間を有する線。35線(函館本線千歳線室蘭本線東北本線常磐線奥羽本線羽越本線磐越西線仙石線仙山線上越線信越本線高崎線両毛線総武本線内房線東海道本線南武線武蔵野線横浜線相模線御殿場線中央本線篠ノ井線北陸本線関西本線阪和線山陽本線伯備線山陰本線予讃線高徳線鹿児島本線長崎本線日豊本線

その路線のうちに、1.の条件にあてはまる営業線と主要都市を連絡し(ロ)と(ハ)の条件を満たす区間を有する線。9線(根室本線水戸線湖西線奈良線紀勢本線福知山線呉線土讃線佐世保線

貨物輸送密度が4,000t以上である線。7線(石勝線白新線山手線青梅線宇野線宇部線美祢線

上記の条件を満たす路線を幹線鉄道網と呼び、上記の条件に満たないが、輸送密度8,000人以上の線(15線。赤羽線五日市線鶴見線根岸線横須賀線川越線外房線成田線伊東線草津線大阪環状線桜島線片町線篠栗線筑肥線)を加えて幹線系線区と呼んだ[6]

JR移行後に開業した路線については、利益予測を元にその路線を管轄するJRが幹線・地方交通線の別を決定している。

富山県石川県では、2015年2024年の北陸新幹線開業に伴い北陸本線の県内区間は全てあいの風とやま鉄道線IRいしかわ鉄道線に転換されたためJR在来線は地方交通線のみとなっており元々JR線の存在しない沖縄県を除いた46都道府県で幹線が存在しない都道府県となった。なお、福井県2024年春に北陸新幹線の敦賀延伸に伴い北陸本線の大聖寺駅-敦賀駅間が第三セクターであるハピラインふくいに移管されたため、幹線は敦賀駅~深坂トンネルの間のみとなった。
幹線空港

日本の国内航空では、東京地区(都市コードTYO:東京国際空港(羽田)、成田国際空港)、大阪地区(都市コードOSA:大阪国際空港(伊丹)、関西国際空港)、札幌地区(都市コードSPK:新千歳空港)、福岡地区(都市コードFUK:福岡空港)、沖縄地区(都市コードOKA:那覇空港)を幹線空港と呼び、幹線空港同士を結ぶ路線を幹線と呼ぶ。
路線バスにおける幹線


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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