年魚市潟
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

約7000年前の縄文海進(海面が約7メートル上昇)によって、入り江となり、年魚市潟となった[5]

万葉集に「年魚市潟 潮干にけらし 知多の浦に 朝漕ぐ舟も 沖に寄る見ゆ」とある。[6]7巻-1163の歌。他にも、高市連黒人(たけちのむらじくろひと)の「桜田へ 鶴鳴き渡る 年魚市潟 潮干にけらし 鶴鳴き渡る」という歌があり、現在の南区桜本町あたりの年魚市潟で詠んだとされる[7]。近辺には『鶴里駅』という名古屋市営地下鉄桜通線の駅名にも残る。

1973年昭和48年)白毫寺は展望地として名古屋市の名勝に指定[8][9]
交通アクセス
白毫寺へのアクセス
名鉄
NH 名古屋本線

呼続駅下車、徒歩で約6分。

桜駅下車、徒歩で約11分。

名古屋市営地下鉄
桜通線 桜本町駅下車、徒歩で約11分。
脚注^ “愛知の地名由来”. 2022年12月26日閲覧。
^ 愛知県政策企画局広報広聴課, 2020年03月24日, あいちのおいたち, 愛知県
^ “せきれい 住まいと生活の情報誌”. 名鉄不動産. 2022年12月26日閲覧。
^ “曹洞宗 白毫寺”. 白毫寺. 2023年1月1日閲覧。
^ “ ⇒天白区の天白川”. 2023年2月11日閲覧。
^ “県名の由来 年魚市潟(あゆちがた)”. 2022年12月26日閲覧。
^ “尾張名所図を巡る”. 2022年12月26日閲覧。
^ “名古屋市南区”. 名古屋市. 2022年12月26日閲覧。
^ “ ⇒なごやの文化財”. 文化庁. 2023年1月1日閲覧。

参考文献
出典

尾張国地名考:57 ページ

萬葉集講義:卷第3

帝國地名大辭典

萬葉地理考

高市黒人古注釈集成:61 ページ

日本の陶磁2古瀬戸:142 ページ

決定版:柳田国男全集

書籍

伊藤敬子『年魚市潟 句集』
角川文化振興財団2018年ISBN 9784048841887

論文

福岡猛志『あゆちの世界 序論』、
日本福祉大学

関連項目

松巨島

笠寺台地

熱田神宮

野並

外部リンク

『年魚市潟
』 - コトバンク


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:9509 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef