年末
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貨物列車については、年末は運転本数が少なくなり、12月31日から1月3日までは多くの列車が運休となる[5]

しかしながら元日については、貨物のほか、長距離旅客の流動が少なくなる[6]。この日に合わせて、列車の運休を伴う工事や調整を行うこともある[注釈 7]

ETC割引制度は、年末年始であっても平日・休日の区分はカレンダーの曜日に従っている(2008年 - 2009年実績)。なお、2021年 - 2022年の三が日は休日割引は対象外である[11]

月 - 金と土日祝で料金を分けているコインパーキングの場合、1月1日と元日振替休日を除き、年末年始であっても、月 - 金と土日祝の区分はカレンダーの曜日に従っている場合がある(駐車場内の看板や貼り紙等に年末年始の料金に注記がある場合を除く)。例えば、銀行提携のコインパーキングの場合、銀行窓口の営業時間にあわせて、月 - 金の日中(主に8:00 - 15:00や8:45 - 15:00など)の駐車料金を高くしている場合がある。このため、1月1日と元日の振替休日以外の年末年始の月 - 金の8:00 - 15:00を含んだ時間帯に駐車した場合、高額な請求を受ける場合がある。
企業・店舗

多くの企業や店舗、観光施設でも、年末年始あるいは年末、年始のいずれかを休日としているところもあるが、年末年始の時期は、クリスマス正月お年玉初売りなどに焦点を当てて、年末年始商戦をする業者も存在する。

帰省・Uターンラッシュを担う交通機関や、買い物・行楽客が訪れる物販・飲食店やホテル・旅館など、年末年始が書き入れ時となる職場の従業員などは、正月前から正月明けにかけて交代で休みを取り、混雑や料金が最ピークの正月時期を避けて旅行などをすることもある。
主なイベント
12月歳の市

御用納め12月28日、当日が休日(土曜あるいは日曜)の場合は直前の平日

大納会金融機関の営業最終日(12月30日、当日が休日(土曜あるいは日曜)の場合は直前の平日)

大掃除

正月飾り - 松飾り(門松)、しめ飾りしめ縄)、床の間飾り、神棚飾り・鏡餅

KEIRINグランプリ(毎年12月30日に開催。全国中継される公営競技としては、年内最後のイベント)

大晦日12月31日

年越し蕎麦

除夜の鐘


1月初詣に向かう人々

正月新年元日

初日の出

初詣1月1日2日3日正月三が日を中心に)

年賀状の配達

お年玉

御節料理

雑煮鏡餅餅まき

全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)

天皇杯全日本サッカー選手権大会・決勝

箱根駅伝(2日は往路・3日は復路)


初売(公式には2日)

初仕事

外国における金融市場の取引開始(現地2日、当日が休日(土曜あるいは日曜)の場合は直後の平日)

御用始め・大発会(1月4日、当日が休日(土曜あるいは日曜)の場合は直後の平日)

日本の官公庁や金融機関では、この日から通常業務を開始する。


脚注[脚注の使い方]
注釈^ 「年の瀬」という言葉は、江戸時代には庶民にとって年を越えることも一苦労で、このことを越えなければ死をも待っている川の流れの速い"瀬"に喩えている。
^ 12月28日及び1月4日土曜日に当たる場合は12月28日から1月5日まで、日曜日に当たる場合は12月27日から1月4日までの9連休となる。
^ 成田国際空港(株)によれば、2006年12月22日から2007年1月8日までに成田国際空港を利用する出入国者数の予測は、過去最高となる約138万人と報じられている[1]
^ 2000年代まで、JR路線では四国旅客鉄道(JR四国)および西日本旅客鉄道(JR西日本)米子支社管内の路線は、平日・休日ダイヤの区分はカレンダーの曜日及び休日に従っていた。すなわち、1月1日(および振替休日となる1月2日)を除く日が月曜日 - 金曜日に該当する場合、平日ダイヤで運行されていた[2]
^ 2020年から2021年にかけては、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、ほぼ全ての鉄道事業者で終夜運転・最終列車の繰り下げ・始発列車の繰り上げを行わなかった[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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