平田広明
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舞台俳優として活動していたころに、当時のマネージャーから「声優に興味があるか」と誘われ、1989年の『7月4日に生まれて』のVHS収録用の日本語吹き替え版のトム・クルーズの吹替声優を決めるオーディションを受けたのが声優業をはじめるきっかけとなった[9][10]。以後、数多くの洋画吹き替えアニメなどで活動している。

2011年にアニメ『TIGER & BUNNY』で主人公鏑木・T・虎徹を演じ、第11回東京アニメアワード個人部門声優賞[11]、第6回声優アワード主演男優賞[12] を受賞。同年、27年間在籍した劇団昴を離れ、新たにひらたプロダクションジャパンを立ち上げた[13]

2017年1月9日テレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第25位に選ばれる[14]
人物・特色

数多くの洋画作品で吹き替えを担当しており、主な担当俳優には専属(フィックス)であるジョニー・デップ(本人公認[15][16][17][18])をはじめ、マット・デイモンノア・ワイリーマット・ルブランクジュード・ロウエドワード・ノートンジョシュ・ハートネットユアン・マクレガーホアキン・フェニックスなどが挙げられる。過去にはチャウ・シンチーアンディ・ラウブラッド・ピットロバート・ダウニー・Jrなどの吹き替えも担当していた。

平田自身は「自分だったらこう演じたい」と意思の乗せられる、セリフの少ない役者を吹き替えるのが好きであると公言している[19]。また、目標としている声優は小池朝雄で、彼の演じた『刑事コロンボ』が吹替を務める上での目標であると語っている[20]

2015年には、『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のPRの為に来日したジョニー・デップと対面を果たし、デップ本人も公認する専属声優となった[17]。また、ジャパンプレミアで対面した際、ジョニー・デップ自身は平田から花束を渡された際に「僕の方が彼に花束を渡すべきです。自分の声を20年も担当してくれたことが本当に光栄に思う」と語っている[18]

かつて声優業を行うことに抵抗のある者から「吹き替えなんかやるな、セリフアテレコ調になる」と言われ、自分でもそう思ったこともあったが、自身が敬愛し、声優業を行っていた小池朝雄の演技を見て芸が荒れているとは到底思えず、「アテレコやってたおかげで芝居の幅が広がるということはあっても、それが舞台での芝居の足を引っ張ることは一切あり得ない」という確信を持つようになったという[10]
出演

太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
1995年


アニメ世界の童話(グリフォン)

NINKU -忍空-(喧太)

1997年


金田一少年の事件簿(1997年 - 2000年、いつき陽介[21]、中年男、松岡修吉、神明忠治[注 1]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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