平安女学院
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1895年

3月 - 校名を照暗女学校から平安女学院に変更し開校。

6月 - 明治館が完成。


1898年

5月 - ジェームズ・ガーディナー設計による聖三一大聖堂(現京都教区主教座聖堂聖アグネス教会)が完成。

10月 - ジョン・マキム主教により献堂式が行われる。


1915年 - 高等女学校へ改組。早川喜四郎が院長に就任。聖三一幼稚園を開園。

1919年 - 大正館が完成。

1920年 - 日本で初めて制服としてセーラー服を採用。

1921年 - 幼稚園を平安幼稚園と改称。

1929年 - 第1回クリスマス・カンタータを開催。

1941年

2月 - ニコルス主教が帰国。

4月 - 財団法人へ改組。


1947年 - 平安女学院中学校を開校。

1948年 - 平安女学院高等学校を開校。

1950年 - 平安女学院短期大学を開学。

1951年 - 学校法人平安女学院へ改組。

1975年 - 100周年記念演奏会を京都市交響楽団を迎え、開催。

1985年6月 - 京都キャンパスのチャペルが京都市の有形文化財の指定を受ける。

1987年 - 短期大学と幼稚園を高槻市へ移転。

2000年 - 平安女学院大学滋賀県守山市に開学。

2003年 - 山岡景一郎が理事長・学院長に就任。

2005年 - 平安女学院大学を大阪府高槻市に移転。守山の建物・土地を立命館へ譲渡。

2007年 - 平安女学院大学国際観光学部を京都府京都市上京区に新設。

運営校平安女学院大学京都キャンパス平安女学院大学高槻キャンパス
大学

平安女学院大学は、2000年に開設。

開設時には、滋賀県守山市と大阪府高槻市南平台にキャンパスがあったが2005年度から高槻市のキャンパスへ統合、2007年に京都府京都市にも開設。

本部と京都キャンパスの所在地は京都府京都市上京区下立売通烏丸西入五町目町172-2
高槻キャンパスの所在地は大阪府高槻市南平台5丁目81-1
短期大学部

平安女学院大学短期大学部は、京都府京都市に1895年開設の高等科(後に専攻部)を前身とする。

1950年に短期大学に昇格

2002年に大学に統合され短期大学部に名称変更

所在地は大学の高槻キャンパスと同一となっていた。

2022年3月をもって廃校となり、保育科は平安女学院大学子ども教育学部と統合した。
高等学校

平安女学院高等学校は、1948年に開設。

所在地は大学の京都キャンパスと同一。
中学校

平安女学院中学校は、1947年に開設。

所在地は大学の京都キャンパスと同一。



幼稚園

平安女学院幼稚園(現・平安女学院大学附属こども園)は、1915年に開設された聖三一幼稚園を起源とする幼稚園で学院内では唯一男子を受け入れている。
幼稚園沿革

1915年に聖三一幼稚園としてタッカー主教によって京都市上京区烏丸通上長者町下るに設立された。2年後の1917年に京都市上京区室町通下立売下るへ移転し、1921年には名称を平安幼稚園へと変更する。さらに1941年に財団法人、1951年には学校法人となる。1966年に名称を平安女学院幼稚園へと変更する。1969年に京都市上京区衣棚通下立売下るへと移転する。1987年平安女学院短期大学とともに高槻市南平台の高槻キャンパスへと移転する。2007年、平安女学院大学附属幼稚園に名称を変更。2019年、幼保連携型認定こども園「平安女学院大学附属こども園」に移行した。
施設
キャンパス

京都キャンパス(
京都府京都市

1895年の照暗女学校の京都移転および平安女学院開校時から使用されている。現在は大学、高等学校、中学校、学院本部が置かれている。1987年の高槻キャンパス設置までは短期大学部、幼稚園も置かれていた。最寄り駅は京都市営地下鉄烏丸線丸太町駅

高槻キャンパス(大阪府高槻市

1987年の短期大学と幼稚園の移転によって設置されていた。最寄り駅はJR京都線高槻駅および阪急京都線高槻市駅
講堂

平安女学院大学チャペル
明治館

イギリス人建築家A.N.ハンセルの設計により、1895年に建設される。設計には当時のイギリスの最新建築様式であるアン女王様式が採り入れられた。国の登録有形文化財である。
昭和館昭和館(京都キャンパス平安女学院中学校・高等学校)

設計はアメリカ人建築家J.V.W.バーガミニー、構造設計は内藤多仲が担い1929年に竣工したSRC造の校舎建築である。間口18m、奥行55mの規模をもつ。国登録有形文化財
有栖館

有栖川宮家邸の一部。主屋・青天門・長屋門は国の登録有形文化財に登録されている。
聖アグネス教会聖アグネス教会

聖アグネス教会は、アメリカ人建設家ジェームズ・ガーディナーにより、1898年に平安女学院のチャペルとして建てられた。建設当時は聖三一大聖堂と呼ばれていたが、1923年から聖アグネス教会となり現在に至る。京都市指定有形文化財である。

なお竣工直後の学院日誌には、「塔の紋が菊と紛らわしいので取り替えるよう警察から指示をうけた」という内容の記述が残っている。
武衛陣町

校地の大部分を占める武衛陣町は室町幕府の管領である斯波氏の邸宅『勘解由小路邸』跡で、『武衛陣』の名は同氏が武衛家と呼ばれていた事に由来する。また、室町幕府後期の将軍御所が置かれた場所でもあり、第13代将軍・足利義輝および第15代将軍・足利義昭二条御所(旧二条城)を築き、幕府を運営していた。校地の一角に石標が設けられている。
かつて存在していたキャンパス

守山キャンパス(
滋賀県守山市

2000年の大学によって設置されたが、2005年4月に高槻キャンパスに統合・閉鎖された。建物は改装・増築の上立命館守山中学校・高等学校となった。最寄り駅は東海道本線琵琶湖線守山駅
校章

校章は1894年に作られたもので、「平」を図案化したものであるが、同時にコリントの信徒への手紙一13章13節「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この3つはいつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である」に由来する「信仰・希望・愛」の3つ精神を表している。制定当時の校章は後のものよりも線が太いものであった。
関係校関係校については「日本聖公会関係の学校」を参照


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