幣舞橋
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1976年(昭和51年)、老朽化と渋滞緩和を目的に新たな橋が架橋された[4]。設計は市民参加型で行われ、四基のオベリスクやアーチ型などは旧橋の面影を残しながら新たな試みを採用し、橋脚上には4人の彫刻家による作品「四季の像」が設置されている[4]
年表

1889年明治22年)9月22日 - 愛北物産の私費による木橋「愛北橋」架橋。

1898年(明治31年) - 愛北橋が倒壊。

1900年(明治33年)12月 - 官営による初代「幣舞橋」架橋(木橋)。

1909年(明治42年) - 幣舞橋が倒壊。同年に2代目「幣舞橋」架橋(木橋)。

1915年大正3年) - 2代目幣舞橋が倒壊し、3代目「幣舞橋」架橋(木橋)。

1924年(大正13年) - 新しい橋の工事に伴い、仮橋を設置。

1928年昭和3年)11月3日 - 4代目「幣舞橋」架橋。初めて鉄筋コンクリートを使用した。

1975年(昭和50年)7月1日 - 新しい橋の工事に伴い、仮橋を設置[8]

1976年(昭和51年)11月26日 - 現在の5代目「幣舞橋」架橋。

1977年(昭和52年)5月3日 - 橋脚に「道東四季の像」が完成し、除幕式が行われる[9][10]

道東四季の像釧路フィッシャーマンズワーフMOOと舟越保武作「春」(2010年8月)

橋脚上には橋上彫刻「道東四季の像」があり、春夏秋冬を表現している[9][11]。市民運動によって提案され資金も賄って彫像が取り付けられたのは日本国内で初めてのことであった[10][12]

春の像 舟越保武 作:「若葉が萌えいずる雪解けの季節」

夏の像 佐藤忠良 作:「さわやかな風を受けて羽ばたく若々しさ」

秋の像 柳原義達 作:「迫りくる厳しい冬に立ち向かう精神と緊張感」

冬の像 本郷新 作:「寒さと冬をはねのけて春を待ち望む心」

周辺

釧路市のウォーターフロント開発である釧路フィッシャーマンズワーフMOOが隣接している。幣舞ロータリーはロータリー交差点であり北海道道25号釧路港線北海道道113号釧路環状線などに接続している。ただし、環道優先のラウンドアバウトではない。幣舞ロータリーから出世坂を登ると幣舞公園入口があり、幣舞橋や釧路港を眺めることができる。body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}

ぬさまい広場[13]

旧日本銀行釧路支店ビル

ラビスタ釧路川

ANAクラウンプラザホテル釧路

釧路市観光国際交流センター

北海道立釧路芸術館

おおかわ広場[13]

道東経済センタービル

釧路センチュリーキャッスルホテル

港文館

市立釧路図書館

釧路市生涯学習センター・まなぼっと幣舞

釧路市立美術館


釧路三慈会病院

NHK釧路放送局

幣舞橋が登場する(ロケ地となった)作品
書籍

木谷恭介『釧路ぬさまい橋殺人事件』

桜木紫乃『ラブレス』

桜木紫乃『ホテルローヤル』

桜木紫乃『無垢の領域』

桜木柴乃『起終点駅 ターミナル』


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