宿泊施設として多くの高層ホテル(ホテルニューオータニ幕張、ホテル ザ・マンハッタン、ホテルスプリングス幕張、ホテルフランクス、アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張、ホテルグリーンタワー幕張)が開業しており、遠方からの来訪者及び東京ディズニーリゾート(グッドネイバーホテル)や成田国際空港への利用者の滞在場所としても利用されている。
なお、バス停留所は「海浜幕張駅」と「タウンセンター」で別個に存在する。
業務研究地区
美浜区中瀬1、2丁目
業務研究地区(メッセモール)
1989年(平成元年)に日本コンベンションセンター(幕張メッセ)が開業したのを皮切りに、日本を代表する多国籍企業や外資系企業が数多く立地するオフィスビル街となっている。約450社の企業が活動し、ワールドビジネスガーデンや幕張テクノガーデン、流通大手のイオングループ本社ビルのイオンタワーおよびイオンタワーアネックス、セイコーインスツル本社ビル、住友ケミカルエンジニアリングセンタービル、シャープ幕張ビル、キヤノンMJ幕張ビル、東京ガス幕張ビル、ちばぎん幕張ビル、エム・ベイポイント幕張ビル(旧:NTT幕張ビル)などが立地しており、業務機能や研究開発機能が集積している。
文教地区
美浜区ひび野1丁目、若葉1 - 3丁目
文教地区(放送大学)
幕張新都心の中で最も早くから整備が進められた地区であり、大学(放送大学、東都大学、神田外語大学、千葉県立保健医療大学など)、中学校・高等学校(千葉県立幕張総合高等学校、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校 、昭和学院秀英中学校・高等学校など)、幼稚園・小学校(幕張インターナショナルスクールなど)が立地しており、そのほかに、研究施設(アジア経済研究所、JA共済幕張研修センターなど)、公共職業能力開発施設(高度職業能力開発促進センターなど)、研修施設(幕張国際研修センターなど)がある。幕張インターナショナルスクールを中心に、国際競争力を持った高度教育地域を目指して整備が進められている。
住宅地区
美浜区打瀬1 - 3丁目、若葉3丁目
住宅地区(幕張ベイタウン)
1995年(平成7年)より「幕張ベイタウン」として官民協働で整備が着手され約2万3000人が住む街となっている。街並みは中高層のマンションが、その1階にはお洒落な店舗が建ち並び、1999年(平成11年)には街としては初めてグッドデザイン賞を受賞しており、ヨーロッパスタイルの洗練された街並みが広がる。地区内に小学校が3校、中学校が1校配置されているなど、ファミリー層の受け入れ態勢も整っている。
近年では幕張ベイパーク(若葉住宅地区)の整備が進む。この地区は元々、文教地区に含まれていたが、2008年(平成20年)に住宅用地へ用途変更した地区である。A街区、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区の8区画(約17.6ヘクタール)で構成されている。2015年(平成27年)3月に開発事業者を三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンスなどから構成される「幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」に決定し、同年7月に千葉県企業庁との土地譲渡契約を締結した[5]。