プロ野球チーム・千葉ロッテマリーンズの本拠地である千葉マリンスタジアムを有し、本田圭佑自社グラウンド(ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA)やサッカー日本代表出場選手の新拠点(高円宮記念JFA夢フィールド[2][3][注 3])など、野球・サッカーの拠点にもなっている。
千葉市都市計画マスタープラン[4] による集約型都市構造のなかで、県都及び東京大都市圏の中核としての3都心、重要地域拠点形成の一つとして、市の中心市街地と港湾都市及び官庁街「千葉都心」、市の企業城下町及びハーバシティ「蘇我副都心」、そして先端技術産業の集積地及び世界に開かれた国際都市としての役割を「幕張新都心」として位置付けられており、機能的には千葉都心と同じく「都心」としている。
業務研究、教育文化、商業、住宅などの諸機能が計画的に配され、各施設を結ぶ歩行者デッキ、都市計画道路、首都高速道路(湾岸線)・東関東自動車道、ライフラインの共同溝(電線類地中化、廃棄物空気輸送システム)を重層・複合的に計画し、環境デザインの描き出す街並みは、これまでの日本にない「新しい都市」と「未来への発展」にふさわしい都市を作り、マリン・リゾート施設など、ウォーターフロントとしての機能も加わることによって、さらに多様な人々の集積を目的としている。
各地区の特徴
計画面積:522.2ヘクタール
計画人口:就業人口約15万人、居住人口約3万6千人
「職・住・学・遊」が融合した未来型の国際都市をコンセプトに、以下の6地区で構成されている。
千葉市の公式ページ「幕張新都心の概要」も参照。
地区特長
タウンセンター地区JR東日本「海浜幕張駅」を中心にアメニティ豊かなにぎわいとふれあいのスペース
業務研究地区国際機関や企業が立地する次世代産業を創出するビジネスエリア
文教地区文化・教育施設が立地する新しい文化を創造する学究のステージ
住宅地区幕張ベイタウン集合住宅が立地する魅力的な都市デザインと快適な居住環境(グッドデザイン賞)
幕張ベイパーク(若葉住宅地区)輝く人と街並みが融合する国際性豊かな街づくり
公園緑地地区スポーツ施設・日本庭園を有する幕張海浜公園を中心に広がるアメニティ豊かな都市環境
拡大地区豊砂地区1989年(平成元年)に編入された幕張新都心の新しい魅力の創出が期待されるエリア
芝園地区(習志野市)
タウンセンター地区
美浜区ひび野2丁目、中瀬1丁目
タウンセンター地区(海浜幕張駅周辺)
JR東日本「海浜幕張駅」を中心としたタウンセンター地区。地区内にはQVCジャパンテレビスタジオ(QVCスクエア)を始め、多数の商業施設(駅ビルペリエ、メッセ・アミューズ・モール、プレナ幕張、スーク海浜幕張、Aune幕張、かねたやルームデコ、イオン海浜幕張店)、アウトレットモール(三井アウトレットパーク 幕張)、映画館(ユナイテッド・シネマ幕張)などが集積している[注 4]。