幕張新都心
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超高層マンションや商業施設、医療モール、小学校、公園などが開発・整備される見通しである[6][7]。既存の文教機能の集積に加えて地域特性を活かしたコミュニティ形成、ミクストユース(複合利用)設計による都市価値の醸成、ドローン宅配便などの先端技術を活用した次世代の生活インフラ構築推進を特徴とし、計画戸数約4000戸、計画人口約10000人の居住機能を導入する[8]ジマー・ガンサル・フラスカ・パートナーシップ(ZGFアーキテクツ)が参画し、アーバンデザインの監修などを行っている[9]

A街区にはイオンスタイル幕張ベイパーク、B-1街区にはスポーツを通し地域コミュニケーションの場としてプロサッカー選手である本田圭佑の自社グラウンド(ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA)、B-7街区には地域コミュニティの拠点施設(MAKUHARI NEIGHBORHOOD POD)が整備されている[8][10]
公園緑地地区

美浜区ひび野1、2丁目、美浜1丁目、豊砂1丁目
公園緑地地区(幕張海浜公園

東京湾岸や海浜幕張駅東部に県立幕張海浜公園(約71.9ヘクタール、日比谷公園の約4倍)や住宅地区に多数の緑地・公園が整備されている。人工海浜「幕張の浜」が立地し、平日の昼食時にはビジネスマンサラリーマンオフィスレディー(OL)の憩いの場として、休日は家族やカップルなどで賑わいを見せる。また、世界との交流を目指して整備された池泉回遊式日本庭園「見浜園」があり、庭園内には本格的な数寄屋造り茶室「松籟亭(しょうらいてい)」も完備されている。

幕張海浜公園内にはプロ野球千葉ロッテマリーンズの本拠地である千葉マリンスタジアムが立地している。また、レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ(レッドブル・エアレース千葉)の開催地になっていた(2019年をもってシリーズ終了)[11]

近年では千葉マリンスタジアムの隣に日本サッカー協会JFA)が整備するサッカー日本代表出場選手の練習拠点「高円宮記念JFA夢フィールド[3][12]」を竣工しており、サッカー代表の練習拠点になっている[13]
拡大地区

美浜区豊砂1丁目、習志野市芝園1丁目
拡大地区(イオンモール幕張新都心

千葉市側の「豊砂地区」と習志野市側の「芝園地区」からなる。

拡大地区は、中心地区の土地の売れ行きが好調だったことから、1989年(平成元年)に編入された地域である[14]。しかしバブル崩壊以降、企業立地が進まず[注 5]、街開きから20年以上も広大な空き地が広がっていた[14]。このため、2010年(平成22年)「豊砂地区」の未利用地8区画約18.3ヘクタールを早期に活用するため土地利用を見直し、オフィス用途から企業ニーズに合う商業用途に変更した。同年9月から一括開発をしてくれる事業者を条件に公募を再開し、12月にイオンを進出事業者に決定。2013年(平成25年)12月には、イオンモール旗艦店となるイオンモール幕張新都心(店舗面積約9.6万平方メートル)が開業した[16]。延床面積は大型ショッピングセンターのなかでも日本最大級の規模である[17]

そのほか医療機関(東京ベイ先端医療・幕張クリニック)や運動施設(芝園テニスコートフットサル場)、アミューズメント施設ラウンドワン)、大型商業施設(コストコカインズモール島忠ホームズオーケー東京インテリアミスターマックスなど)が立地している。

拡大地区においては京葉線の新習志野駅 - 海浜幕張駅間(コストコ及びイオンモール付近)に幕張豊砂駅を設置する予定であり、「幕張新都心拡大地区新駅設置協議会」とJR東日本千葉支社が2018年4月20日、駅舎建設費の負担割合などに合意し、基本協定を結んだ。当初2024年度に開業予定だったが、約1年前倒しされ2023年3月18日に開業した[18][19][20]
動線整備

当地区では重要な歩行者ネットワーク(歩行者専用通路)や、魅力ある大通りとして散策・休憩のできるオープンスペース・自然環境を考慮したメインストリート及びプロムナードの整備を行っている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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