敷地面積のべ217,151.47 m2、全館冷暖房、空調設備を完備する全天候一体型の建築物である。国際展示場1-8ホール、イベントホール、国際会議場、国際展示場9-11ホール(北ホール)の4つの建物からなる。
国際展示場1-8ホール、イベントホール、国際会議場は、第32回BCS賞(建築業協会賞)、IAITAクォーターナリオ賞受賞。北ホールは、第40回BCS賞、第5回千葉県建築文化賞「景観に配慮した建築物」部門を受賞している。 1-8ホールからなる展示施設。全長516 m。可動間仕切りで、8室の無柱空間に分割できる。各展示ホールの面積は6,750 m2、幅は長辺(南北方向)が112.5 m、短辺(東西方向)が60 m[10]。 メインエントランスはホール5前の2階にある。各ホールごとに南北それぞれ幅12 mの出入り口が設けられている。また、ホール3と4の間に「やすらぎのモール」、ホール6と7の間に「いこいのモール」がある。 大規模イベントでは1-8ホールを全て開放するが、コンサートでは1-3ホール、4-6ホール、7・8ホールという区切りで使用するパターンが多い。ホールの境目に2本の柱が立っており、柱の陰でステージが見えにくい位置を見切れ席にすることがある。 9-11ホールからなる展示施設。第2期工事にて増設された。1997年10月1日完成。 可動間仕切りにより重量物展示に対応した9,000 m2の展示ホールと4,500 m2の2つの展示ホールに分割可能。 幕張メッセの国際展示場・国際会議場・幕張イベントホールで行われている1年間の催事件数は903件、来場者数約699万人(平成31(令和元)年度)である[11]。 1989年オープン以来の来場者数は累計約1億8296万人(令和3年3月末現在)となる[11]。 毎年あるいは数年おきに開催される主要イベント(来場者数10万人以上)を以下に記す。 初開催イベント名称来場者数参考備考 日本レースクイーン大賞授賞式(2011年 - )約33万人(2019年、3日間[12])世界三大カスタムカーショー[13] その他のイベント
国際展示場
設計:槇総合計画事務所、木村俊彦構造設計事務所+構造設計集団(SDG)
構造:地上4階、地下1階(RC造、S造)
延床面積:99,134 m2
建築面積:88,907 m2
展示面積:54,000 m2
1ホールから8ホール:6,750 m2×8
天井高:最高30 m/最低15 m
国際展示場北ホール
設計:槇総合計画事務所、構造設計集団(SDG)
構造:地上2階(S造、SRC造、RC造)
建築面積:30,572 m2
展示面積:18,000 m2
9ホール:9,000 m2
10ホール・11ホール:各4,500 m2
天井高:最高35 m/最低15 m
国際会議場
構造:地上4階、地下1階(RC造、S造)
建築面積:6,846 m2
延床面積:16,700 m2
コンベンションホール:1,390 m2(可動式壁面にて2分割利用可)
国際会議室:635 m2
中会議室:6室
小会議室:8室
応接室:2室
幕張イベントホール
構造:地上3階、地下1階(RC造、S造)
建築面積:9,357 m2
延床面積:15,522 m2
アリーナ面積:3,098 m2(5 t/m2)
固定客席:3,948席(ボックス席を含む)
可動客席:912席
仮設席:約3000席(集会タイプ)
室内スポーツ利用の場合
室内陸上競技:160 mトラック、直線走路
バスケットボールコート:3面
テニスコート:3面
バレーボールコート:3面
ハンドボールコート:1面
実績
主要イベント東京モーターショー(2007年)東京ゲームショウ(2004年)AKB48 劇場盤発売記念大握手会(2011年)
1999年 -東京オートサロン
1991年 -CEATEC約16万人(2018年、4日間[14])IT技術とエレクトロニクスの国際展示会[15]
1997年 -東京ゲームショウ約30万人(2018年、3日間[16])世界三大ゲームショウ[17]
2000年 -JAPANドラッグストアショー約13万人(2018年、4日間[18])日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)主催
2001年 -SUMMER SONIC約16万人(2013年、3日間[19])クリエイティブマンプロダクション主催
2003年 -COUNTDOWN JAPAN約19万人(2017年、2日間)年越しロック・J-ポップ・フェスティバル
2009年 -ワンダーフェスティバル(冬・夏)約10万人(2018年、2日間[20])世界最大のガレージキット[21]
2012年 -ニコニコ超会議約16万8千人(2019年、2日間)株式会社ドワンゴ主催[22]
国際放送機器展(Inter BEE)
C3AFA TOKYO
FOODEX JAPAN(1990年 - 2022年) [23]
JASIS (旧:分析展、科学機器展)
ピーアーク presents 幕張メッセどきどきフリーマーケット[広報 2]
プラレール博[広報 3]
Pet博[広報 4]
恐竜博[24]
恐竜王国、メガ恐竜展、ギガ恐竜展等名称変更を行っている[25]。
東京モーターショー(1989年 - 2009年)
SEMICON Japan(1990年 - 2013年)
ギネス世界記録「同時に調理する人数が世界一」イベントを開催[広報 5][広報 6][広報 7]。(2011年)
麒麟麦酒株式会社の第三のビール(のどごし生)企画
体感型謎解きイベントリアル脱出ゲーム(SCRAP主催)
2013年、オリジナル作である『巨大神殿からの脱出?クラタスサーガ第1章?』[26]
2016年、ドラゴンクエストシリーズとのコラボレーション『竜王迷宮からの脱出』[27]
2017年、キングダムとのコラボレーション『ある大戦場からの脱出』千葉公演 [28][29]
2018年、ドラゴンクエストシリーズとのコラボレーション『大魔王ゾーマからの脱出』[30]