帰って来たヨッパライ
監督大島渚
脚本
北山修:中ノッポ
端田宣彦:チビ
加藤和彦:大ノッポ
緑魔子:ネエちゃん
渡辺文雄:毒虫
佐藤慶:青年
殿山泰司:煙草屋の老婆
小松方正:漁師
音楽林光
主題歌帰って来たヨッパライ
撮影吉田康弘
配給松竹
公開 1968年3月30日
上映時間80分
製作国 日本
言語日本語
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「絞死刑」の田村孟、佐々木守、足立正生、大島渚など創造社の同人五人が共同でシナリオを執筆し、大島渚が監督したアングラ・レコードのヒットソングの映画化[15]。
同時上映作品は『進め!ジャガーズ 敵前上陸』。 大学生活最後のバカンスに日本海へ遊びに行った悪友3人組(加藤和彦・北山修・端田宣彦)は、海で泳いでいる間に衣服を何者かに盗まれてしまった。そこで銭湯に行くが、湯気の中から現れたネエちゃん(緑魔子)に服を盗めと言われ、他人の服を着用した。しかし、銭湯を出た途端、見知らぬ青年(佐藤慶)にピストルで脅される…[16]。 発売日レーベル規格規格品番
あらすじ
発売履歴
松竹VHS
1995年松竹VHSSB-0480想いでの'60&'70年代POPS
2006年5月27日松竹DVDDA-0920大島渚監督作品 第三集の1枚として
2012年12月21日松竹DVDDA-5929
2012年12月21日松竹DVDDA-5920大島渚監督作品 第三集の1枚として
その他映像作品
また、『20世紀少年』では漫画版、実写版の両方でともだち暦3年のケンヂがバイクを駆けながら歌っている。
他には、1995年公開映画の『勝手に死なせて!
カバー
1968年、榎本健一のカバーでLP『エノケン人生 芸能生活45周年記念』に収録。1994年『エノケンの大全集〈完結篇〉』でCD化されている。
1976年、メイジャー・チューニング・バンドがシングル「ソウルこれっきりですよ!!」[注釈 5]のB面曲として「また・帰って来たヨッパライ」というタイトルでカバー。
1979年、本作のディスコアレンジ版「ディスコ・帰って来たヨッパライ」(歌:INVADER)が発売された。
1992年 巻上公一のアルバム『殺しのブルース』に大友良英の編曲によるカバーバージョンが「帰ってきたヨッパライ -ニューヨーク・ヴァージョン-」名義で収録。
2007年、コウメ太夫によるカバーヴァージョンがシングルでリリースされている[17]。
2010年、SMAPの草g剛がソロ曲としてカバーし[18]、アルバム『We are SMAP!』に収録された。神様の声として笑福亭鶴瓶が参加している。
2018年、嘉門タツオのカバーにより、アルバム『HEY!浄土?生きてるうちが花なんだぜ?』に収録。神様とお経の声で作者の北山修が参加している。
2023年、長谷川白紙がカバー。WOWOW連続ドラマ『オレは死んじゃったゼ!』の主題歌[19]で、同名のサウンドトラックにも収録。
参考文献
喜多由浩『『イムジン河』物語 “封印された歌”の真実』アルファベータブックス
きたやまおさむ『コブのない駱駝 きたやまおさむ「心」の軌跡』岩波書店、2016年。ISBN 978-4-00-061158-9。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 当時の日本においては、洋楽レーベル(もしくはそれに近い和製洋楽レーベル)を通じて発売される和製ポップスのレコードレーベルには(洋楽レーベルという建前上)英語題が併記されることが多々あった。
^ キャピトルレコード版シングル盤のジャケット表面には「これが話題のアングラ・レコード!」と表記されている。きたやまおさむ 2016, pp. 98?99
^ きたやまおさむ 2016, p. 96によれば1967年11月8日。
^ 一方で、当時裏番組であった『パックインミュージック』(TBSラジオ)では番組が自動車メーカー一社提供であり、歌詞の内容がそぐわないことからこの曲を放送できなかった(2022年10月2日放送『1967年10月2日 オールナイト・ニッポンが生まれた日』での斉藤安弘の発言より)。
^ 「ソウルこれっきりですか」ではない。
出典^ 喜多由浩 2016, p. 107.
^ きたやまおさむ 2016, p. 97.
^ 「CHART is HISTORY 101?200 “ヨッパライ”初ミリオン」『オリコン・ウィーク The Ichiban』1999年5月24日号 1000号記念特別付録『オリコン歴代シングルBEST 1000 完全保存版』16頁。
^ 「初めの第一歩はここから チャートマニアへの道」『オリコン・ウィーク The Ichiban』1999年5月24日号 1000号記念特別付録『オリコン歴代シングルBEST 1000 完全保存版』34頁。