工藤栄一
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いつもタオルを首に巻いて、長靴を履いて、ダミ声で怒鳴り、現場を歩き回って、何でも先頭に立ってやる監督で、上から目線でなく人望があり、皆に好かれていたという[1]。「撮影所では土方監督を略し、"ドカカン"と呼ばれていた」と唐沢民賢は証言している[1]

三田村邦彦によれば、必殺の撮影時、工藤はアイデアに詰まるとトイレに行き、帰ってきた時にはアイデアが生まれていた。と話していた[2]

長渕剛原案・主演の『ウォータームーン』では、長渕の演出への執拗な干渉、意見の対立などが相次ぎ、長渕が監督のカットを無視し演技をやり直すなど確執状態が続いた。撮影中に松田優作の訃報が届き、長渕の反対を押し切って葬儀に参列したことをきっかけに、長渕と完全決別し降板した。

監督作品
映画十三人の刺客』(1963年)

富嶽秘帖(1959年)

富嶽秘帖・完結篇(1959年)

次郎長血笑記・秋葉の対決(1960年)

次郎長血笑記・殴り込み道中(1960年)

蛇神魔殿(1960年)

ひばり捕物帖・折鶴駕籠(1960年)

次郎長血笑記・富士見峠の対決(1960年)

次郎長血笑記・殴り込み荒神山(1960年)

天竜母恋い笠(1960年)

花かご道中(1961年)

八荒流騎隊(1961年)

魚河岸の女石松(1961年)

右門捕物帖・まぼろし燈籠の女(1961年)

花のお江戸のやくざ姫(1961年)

権九郎旅日記(1961年)

お姫様と髭大名(1962年)

胡蝶かげろう剣(1962年)

血文字屋敷(1962年)

変幻紫頭巾(1963年)

忍者秘帖・梟の城(1963年)

若様やくざ・江戸っ子天狗(1963年)

十三人の刺客(1963年)

大殺陣(1964年)

任侠木曽鴉(1965年) 

やくざGメン・明治暗黒街(1965年)

女犯破戒(1966年)

日本暗黒史・血の抗争(1967年)

十一人の侍(1967年)

日本暗黒史・情無用(1968年)

産業スパイ(1968年)

五人の賞金稼ぎ(1969年)

やくざ対Gメン 囮(1973年)

まむしの兄弟 二人合わせて30犯(1974年)

その後の仁義なき戦い(1979年)

影の軍団 服部半蔵(1980年)

ヨコハマBJブルース(1981年)

野獣刑事(デカ)(1982年)

逃がれの街(1983年)

必殺! III 裏か表か(1986年)

高瀬舟(1987年)

ウォータームーン(1989年)

泣きぼくろ(1991年)

赤と黒の熱情(1992年)

リング・リング・リング/涙のチャンピオンベルト(1993年)

安藤組外伝・群狼の系譜(1998年、遺作)

テレビドラマ

剣(
NTVC.A.L・1967年)

花と狼(CX、東映東京・1969年)

特命捜査室(CX、東映東京、1969年)

ゴールドアイ(NTV、東映東京・1970年)

江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎(12CH、東映東京・1970年)

傷だらけの天使(NTV、東宝テレビ部・1974年)

柳生十兵衛CX、東映京都・1970年)

徳川おんな絵巻KTV、東映京都・1970年)

大岡越前TBS、C.A.L)

第1部「天一坊事件 前後編」(1971年)

第6部第2話「辻斬り三葉葵」(1982年)


江戸巷談 花の日本橋(KTV、東映京都・1971年)

忍法かげろう斬り(KTV、東映京都・1972年)

隼人が来る(CX、東映京都・1972年)

必殺シリーズABC、松竹京都)

必殺仕置人

助け人走る

暗闇仕留人

必殺必中仕事屋稼業

必殺仕業人

必殺からくり人

新必殺仕置人

新必殺からくり人

必殺商売人

必殺からくり人・富嶽百景殺し旅

翔べ! 必殺うらごろし

必殺仕事人

必殺仕舞人

新必殺仕事人

必殺橋掛人

必殺まっしぐら!


風の中のあいつ(TBS、渡辺企画・1973年)

おしどり右京捕物車(ABC、松竹京都・1974年)

斬り抜ける(ABC、松竹京都・1974年)

影同心MBS、東映京都・1975年)

痛快!河内山宗俊(CX、勝プロ・1975年)

夫婦旅日記 さらば浪人(CX、勝プロ・1976年)

新・座頭市 第11話「風に別れた二つ道」(CX、勝プロ・1976年)

横溝正史シリーズ犬神家の一族(MBS、大映映像京都・1977年)

祭ばやしが聞こえる(NTV、ニーディ・グリーディー・1977年)

柳生一族の陰謀(KTV、東映京都・1978年)

京都殺人案内1「花の棺」(ABC、松竹京都・土曜ワイド劇場、1979年)

騎馬奉行(KTV、東映東京・1979年)

服部半蔵 影の軍団(KTV、東映京都・1980年)

火曜サスペンス劇場(NTV)

死の断崖(1981年)

雪花魔人形(1984年)

名無しの探偵シリーズ(1988年-)


ドラマスペシャル トンガ冒険家族?サンゴ礁の島の愉快な子連れ日記(CX、1982年)[3]

虹へ、アヴァンチュール(ABC、1983年)

弐十手物語(CX、東映京都・1984年)

迷宮課刑事おみやさん(ABC、アズバーズ・1985年)

月影兵庫あばれ旅TX、松竹京都・1989年)

大忠臣蔵(TX、松竹京都・テレビ東京開局25周年記念12時間時代劇、1989年)

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