また、長渕はこの曲を全国区にするために、ライブでは必ず演奏し、プロモーションに頼らずに知名度を高めようとしていた。 シングル盤のジャケットは、タバコを片手にした長渕の写真が使用されている。 専門評論家によるレビュー 音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「冒頭のハーモニカのメロで、早くも胸が締め付けられる。(中略)女性の視点からの詞は、新鮮に染み込んでくる[7]」、「初期長渕の甘酸っぱいヴォーカルも魅力的[8]」と評されている。 デビュー以降のライブでもほとんど欠かさず演奏されている。ライブではオリジナルと違い、バックバンドなし、ギターとハーモニカだけで歌う。特にエンディングへ向けてハーモニカを激しく吹きながらギターをハイスピードでかき鳴らすシーンは、長渕ライブの見どころの一つとなっている。 後に長渕本人によりカバーされたバージョン『巡恋歌'92』がシングルでリリースされている(後述)。 南海キャンディーズの山崎静代(しずちゃん)がお笑いをやる前に、アイドルオーディション(モーニング娘。)でこの曲を歌った。バラエティ番組『たけしの誰でもピカソ』(1997年 - 2009年、テレビ東京系列)でもこの歌を熱唱した。 テレビ朝日系特撮番組『五星戦隊ダイレンジャー』(1993年)第1話でも、紐男爵(人間態の少年及び怪人態の両方 ただし怪人態は変身直後のみ)が、前半部分のみではあるが『'92』を口ずさんでいた。
アートワーク
批評
レビュー・スコア
出典評価
CDジャーナル肯定的[7][8]
ライブ・パフォーマンス
テレビ出演
音楽番組『夜のヒットスタジオSUPER』(1989年 - 1990年、フジテレビ系列) - 1990年7月25日放送、コンサート時と同じように速弾き演奏を行っている。
音楽番組『ミュージックフェア』(1964年 - 、フジテレビ系列) - 1999年10月17日放送。
バラエティ番組『SMAP×SMAP』(1996年 - 、フジテレビ系列) - 2001年7月16日放送。
音楽番組『Music Lovers』(2006年 - 、日本テレビ系列) - 2009年8月23日放送。
カバー
シングル収録曲全作詞・作曲: 長渕剛、全編曲: 鈴木茂。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「巡恋歌」(JUNRENKA)長渕剛長渕剛3:28
2.「帰り道」(KAERI-MICHI)長渕剛長渕剛3:43
合計時間:7:11
スタッフ・クレジット
参加ミュージシャン
林立夫 - ドラムス
石川鷹彦 - アコースティック・ギター、フラットマンドリン、バンジョー
長渕剛 - マウスハープ
鈴木茂 - エレクトリックギター
田中章 - エレクトリックベース
駒沢裕城 - ペダルスティールギター
澁井博 - ローズ・ピアノ
スタッフ
陣山俊一 - ディレクター(ユイ音楽工房)
山里剛 - ディレクター(ヤマハ音楽振興会)
米田恵一 - ディレクター(東芝EMI)
石塚良一 - エンジニア
糟谷銑司 - マネージメント
収録作品
スタジオ音源
『風は南から』(1979年)
『夏の恋人』(1981年)
『FROM T.N.』(1983年)
『いつかの少年』(1994年)
『SINGLES Vol.1 (1978?1982)』(1997年)
『BEST?風?』(2002年)
『Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。』(2014年)
ライブ音源
『長渕剛LIVE』(1981年) - 1981年1月9日の調布グリーンホール公演から収録されている。
『SUPER LIVE IN 西武球場』(1983年) - 1983年7月25日の西武球場公演から収録されている。バンド演奏でのバージョンとなっている。
シングル「久しぶりに俺は泣いたんだ」B面 - 「巡恋歌'85」のタイトルで、1985年1月9日の日本武道館公演から収録されている。
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