川崎市
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川崎大師初詣発祥の地として多くの参拝客が訪れ、参拝客数は日本3位(県内1位)である[3][4]

市南東部の川崎駅京急川崎駅周辺が中心市街地であり、特に川崎駅東口を中心に関東有数の繁華街歓楽街が広がっているほか、西口にはショッピングセンターとして日本2位の売上を誇る巨大商業施設ラゾーナ川崎プラザが位置しており、駅周辺は非常に賑わっている。東海道線京急線を中心に古くからの市街地が形成されているほか、現在は新百合ヶ丘武蔵小杉などの市の北西部を中心に東京近郊の新興住宅街(ベッドタウン)が広がる。特に多摩川沿いの武蔵小杉駅周辺には東京への通勤者向けのタワーマンションが林立している。また、臨海部は京浜工業地帯の中心的地区であり、製造品出荷額愛知県豊田市に次いで全国2位である[5]。このように川崎市はエリアによって繁華街、工業地帯、超高層マンション街、郊外の新興住宅地と多様な面を併せ持っている。

2015年度の東京都へ通勤・通学する15歳以上就業者・通学者の割合は41.1%であり、いわゆる「神奈川都民(川崎都民)」が非常に多い。神奈川県内であるものの、県庁所在地である横浜市よりも東京との結びつきが非常に強い。2015年の昼夜間人口比率は88.3であり、政令指定都市でありながら東京のベッドタウンとしての側面が強いため、100を大きく下回っている[6]。一方で、古くからの工業地帯であることから富士通東芝などの大企業の本店・本社事務所も位置している。

市民の花は「つつじ」、市民の木は「つばき」、市民にゆかりの深いもの、親しみのあるもの、都市緑化にふさわしいものなどを考えて、多くの候補の中から市民投票で選ばれた(市制50周年を記念して1974年12月1日に制定)。[7]
地理

神奈川県の北東部、県の最東端に位置し横浜市東京都に挟まれた細長い市域を持つ。県内では、横浜市以外の市町村とは隣接していない。市の北側を多摩川が流れ東京都との境となっている。街道沿いには古くから栄えていた街が点在し、周辺は閑静な住宅地となっている。しかし、駅周辺は東京との近さから近年開発が進み、特に川崎駅前周辺は市内随一の繁華街で昼夜を問わず人が多い。西部の多摩丘陵にはのどかな田園風景が広がり、新興住宅地が多い。東部の東京湾岸の埋立地は隣接する横浜市鶴見区沿岸部とともに大規模な重工業地帯となっているなど、多様な面を見せる。最高地点は麻生区黒川の町田市との境界付近で海抜148mとなっている[8]
地形
河川
一級河川


多摩川水系:三沢川、山下川、五反田川二ヶ領本川平瀬川多摩川

鶴見川水系:片平川麻生川真福寺川江川渋川矢上川鶴見川

運河



多摩運河

末広運河

千鳥運河

夜光運河

大師運河



塩浜運河

水江運河

浅野運河

池上運河

南渡田運河



田辺運河

白石運河

境運河

入江崎運河



地域

東京のベッドタウンとしての性格が強く、東海道線横須賀線京急線京王相模原線東急東横線東急田園都市線小田急線などの通勤路線を通じて東京都心部との交流が深い。各路線ごとに東京区部・横浜市北部を含めた沿線地域圏を形成しているため、稲田堤若葉台(京王相模原線)、登戸新百合ヶ丘(小田急線)、鷺沼(東急田園都市線)を始めとした北部では新宿渋谷といった東京都心部のターミナルへの志向が強い。
行政区

世帯数 : 750,949世帯(2020年9月1日[9]

外国人登録者数 :45,168人(2021年4月9日[10]

神奈川県川崎市の各区

川崎市は現在7区で構成される。なお、7区のどの名称も他の政令指定都市ではまったく使われていない、当市オリジナルの名称である。

コード区名人口
(人)面積
(km2)人口密度
(人/km2)
14131-3川崎区231,63639.495,865.69
14132-1幸区173,48810.0117,331.47
14133-0中原区267,43114.7418,143.22
14134-8高津区235,73116.3614,408.99
14135-6多摩区226,78620.5011,062.73
14136-4宮前区235,12818.6112,634.5
14137-2麻生区180,79123.257,775.96
合計1,550,991142.9610,849.13

区役所

川崎区 - 区役所の最寄り駅は川崎駅(京急川崎駅)。

幸区 - 区役所の最寄り駅は矢向駅(徒歩15 - 20分)[注釈 2]

中原区 - 区役所の最寄り駅は武蔵小杉駅

高津区 - 区役所の最寄り駅は溝の口駅(武蔵溝ノ口駅)。

多摩区 - 区役所の最寄り駅は向ヶ丘遊園駅

宮前区 - 区役所の最寄り駅は宮前平駅

麻生区 - 区役所の最寄り駅は新百合ヶ丘駅

人口


川崎市と全国の年齢別人口分布(2005年)川崎市の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 川崎市
■緑色 ― 日本全国■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
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現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。

川崎市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


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