なお、理事長の新原芳明(大蔵省入省、金融庁証券取引等監視委員会事務局長などを歴任[1])、残りの理事の大前忠(大蔵省入省、東京税関税関長などを歴任[1])、大東義幸(近畿財務局入局、会計センター次長などを歴任[1])のいずれも造幣局生え抜きではないため、プロパー職員出身者としては川崎が最高位となる。理事の任期は2011年3月末日までである[1]。
2010年8月13日、大峰山系に沢登りに出かけ、そのまま行方不明となる[2]。同年8月17日、川崎が所属する山岳会のメンバーらが奈良県吉野郡上北山村にて遺体を発見し[3][4]、翌日、吉野警察署により遺体が川崎であることが確認された[5]。 造幣局に長年勤務した経験を基に論文をまとめ、造幣局の紀要に寄稿している[6]。 趣味は、20歳前後から始めた沢登りである[2]。
人物
略歴
1978年 - 大蔵省入省。
2003年 - 造幣局貨幣部部長。
2009年 - 造幣局理事。
2010年 - 死去。
著作
川崎実ほか「ニッケル含有銅合金の竪型連続鋳造について」『造幣局技報』2号、財務省造幣局事業企画部、2002年9月。
川崎実『秘瀑』山と溪谷社 2011年[7]
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e f g h “ ⇒情報公開・個人情報保護 役員一覧:独立行政法人造幣局” (2010年5月18日). 2010年8月24日閲覧。
^ a b ⇒時事ドットコム:造幣局理事、遭難か=予定過ぎても帰宅せず?奈良時事通信社、2010年8月16日。
^ 奈良の山中で男性遺体発見 不明の造幣局理事か - MSN産経ニュース
^ ⇒造幣局理事の遺体か、奈良の山中で発見 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)読売新聞、2010年8月18日。
^ ⇒時事ドットコム:男性遺体、造幣局理事と確認=沢登り中に転落か?奈良時事通信社、2010年8月18日。
^ 川崎実ほか「ニッケル含有銅合金の竪型連続鋳造について」『造幣局技報』2号、財務省造幣局事業企画部、2002年9月、1-4頁。
^ 川崎実『秘瀑』山と溪谷社、2011年8月5日。