川崎チネチッタ
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2002年11月にチネグランデを除き施設の改築を完了し、ラ チッタデッラ (LA CITTADELLA:イタリア語で砦) と改称して新装オープンした。翌年9月に、元の映画館が収容されていた建物は物販、サービス店舗が入居する建物への転用工事が完了する。

2019年現在のラ チッタデッラは、12スクリーンの映画館チネチッタと各種店舗を擁するマッジョーレ (MAGGIORE) 、店舗のみが入居するビバーチェ (VIVACE) 、ライブホールのクラブチッタ (CLUB CITTA') 、フットサルコートのアレーナチッタ(Arena CITTA’)などで構成されている。

なお、川崎には他のシネマコンプレックスが進出しており、2003年9月12日川崎DICEの開業と同時にTOHOシネマズ川崎(9スクリーン、全1,902席)が、2006年9月28日にはラゾーナ川崎プラザの開業と同時に109シネマズ川崎(10スクリーン、全1,957席)がオープンした。それにも関わらず、チネチッタは年間動員数、興業収入で、2003年2004年2005年2006年の4年連続全国第1位となった[4]。また2002年11月の新装開店から2011年1月のチネグランデ閉鎖までの間、総座席数が国内最多(13スクリーン、全3,808席)であり、映画館ビルとしても有楽町マリオン(7スクリーン、全4,534席)に次ぐ第2位だった。

全国1位の興行収入を記録する映画館であるために東京・大阪の映画館以外では珍しく舞台挨拶などのチネチッタ独自のイベントが催されることが多い。
上映スタイル
LIVEZOUND

クラブチッタ監修の元、CINE8に導入された音響システム。独d&b audiotechnik社製ラインアレイスピーカー、サブウーファーを導入し、音響効果の向上を図る。

2016年9月17日より稼働開始。こけら落としとなった作品は、「君の名は。」及び「シン・ゴジラ」。

2017年1月14日にサラウンドスピーカーをd&b audiotechnik社製のものに一新。それ以前はJBL製のものを使用していた。

2017年1月25日に「3つのタクティクス」を発表。音楽の調和を重視する「ハーモニクス」、迫力を重視する「ハードコア」、調和と迫力を両立する「ハイブリッド」の3種類に分類することになった。

2017年5月16日より、7.1ch上映が可能となった。
LIVEサウンド

常設舞台にサブウーファーを増設することで、ライブハウスのような迫力を目指したもの。LIVEZOUNDと同じく、クラブチッタが監修を行っている。

2016年9月6日までは、CINE8で実施していたが、LIVEZOUND導入のため終了した。

2016年10月7日より、CINE12にて実施している。
スクリーン
マッジョーレ (MAGGIORE) 内のスクリーン

マッジョーレ (MAGGIORE) 内には12のスクリーンがあり、チネ1?チネ7は2階、チネ8?チネ12は4階から入場する。チケット窓口と自動発券機は1階にあり、ロビー・フロント・売店は2階にある。

2017年5月16日より、全スクリーンがデジタル5.1chからデジタル7.1chにアップグレードされた。

各スクリーンの規模及び設備等の詳細は次のとおり。

スクリーン詳細[5]番号定員数画面サイズ(m)映写/音響設備備考
チネ1 (CINE1)1077.7m×4.1mデジタル7.1CH
チネ2 (CINE2)1298m×4.3mデジタル7.1CH
チネ3 (CINE3)1389.1m×3.8mデジタル7.1CH
チネ4 (CINE4)29010.4m×4.3mデジタル7.1CH
チネ5 (CINE5)28411.6m×4.9mデジタル7.1CH
チネ6 (CINE6)24410.8m×4.5mデジタル7.1CH3D上映対応
チネ7 (CINE7)24410.8m×4.5mデジタル7.1CH3D上映対応
チネ8 (CINE8)53215.4m×6.3mRGB 4K レーザープロジェクター
デジタル7.1CH( ⇒LIVEZOUND)常設舞台あり
過去にはTHX認定シアターであった
チネ9 (CINE9)1549.4m×5.1mデジタル7.1CH
チネ10 (CINE10)19110.9m×4.5mデジタル7.1CH
チネ11 (CINE11)40716.3m×6.6mデジタル7.1CH
チネ12 (CINE12)48815.7m×6.5mRGB 4K レーザープロジェクター
デジタル7.1CH( ⇒LIVEサウンド)常設舞台あり

別館のスクリーン

マッジョーレとは別の建物に存在したスクリーン。
チネグランデ (CINE GRANDE)詳細は「チネグランデ」を参照

2011年1月10日を以って閉鎖された。入口にあったチケット売場ではチネグランデで上映される映画のチケットのみ購入でき、映画の日、年末年始、夏休みなど繁忙期のみ使用された。2003年頃には25階建のマンションへ建て替える計画があったが[2]、実現していない。2011年4月には解体され、現在はフットサルのコート及びクラブハウス、隣接するカフェとなっている。

定員数:844席

スクリーン寸法:14.8m×6.4m

音響設備:SRD-EX/SRD/DTS

その他設備:常設舞台あり

チネBE (CINE BE)かつてチネBEがあったアトレ川崎(2012年9月撮影)

川崎駅ビルである川崎BE(現在のアトレ川崎)にかつて存在していたスクリーン。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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