島尻安伊子
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2018年2月27日、自身を任命した江崎鐡磨の大臣辞任に伴い、自らも大臣補佐官を辞任したが[20]、江崎の後任の福井照大臣が同日の記者会見で島尻を続投させる意向を表明し[21]3月2日付で再度、大臣補佐官に任命された[22]10月2日に成立した第4次安倍改造内閣の宮腰光寛大臣の下でも続投[23]2019年1月25日、自民党は4月21日第19回統一地方選挙後半戦にて実施の衆議院沖縄県第3区補欠選挙での島尻の公認を発表。同日、島尻は大臣補佐官を退任[24]。3月2日、衆議院沖縄3区補欠選挙への出馬を正式表明するも[25]屋良朝博に敗れ、国政復帰は叶わなかった[26]

2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙に再び沖縄3区から立候補し、前回と同じ立憲民主党公認の屋良との一騎打ちとなった。屋良に7200票以上の差をつけ当選(屋良は比例復活できず議席を失った)[27][28]
政策・主張
憲法改正

日本国憲法改正に賛成[29]
安全保障

日本核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としている[29]
エネルギー政策

原子力発電日本に必要[29]
普天間基地移設

沖縄県宜野湾市普天間飛行場の移設について、1期目は容認の立場を取っていたが[12]2009年に発足した鳩山由紀夫内閣は県外移設もしくは国外移設を表明し、その後事実上断念する。島尻は2009年から辺野古への移設反対・県外移設を主張するようになり[13]2010年6月22日に開かれた第22回参議院議員通常選挙の公開討論会において、「普天間飛行場の移設先についての島尻と自民党の主張(県内移設容認)に矛盾がある」と指摘されたが、「鳩山政権下での日米合意には「地元沖縄との合意」はない。そんな合意は有効であるはずがない。無効を訴える」と反論した[30]2012年内閣府大臣政務官就任後、辺野古への移設を容認する立場に転じ、県外移設を主張していた自由民主党沖縄県連の方向性を「辺野古容認」にシフトさせる動きを先導した[9]。また、自民党沖縄県連会長在任中の2015年には、名護市辺野古への移設に反対する市民運動について、「責任のない市民運動だと思っている。私たちは政治として対峙する」と発言した[31]
家族制度

2010年、第173回国会で選択的夫婦別姓を認める民法の改正に反対する請願を提出したが[32]朝日新聞2016年に実施した調査では、選択的夫婦別姓制度の導入に対する賛否を明らかにしなかった[33]
その他

参議院議員在職中はみんなで靖国神社に参拝する国会議員の会に所属しており、現職の大臣政務官だった2013年4月・8月に靖国神社を参拝した[11]

日本会議のメンバーである。
人物
旧統一教会との関係

2013年1月、旧統一教会系メディアの『世界日報』のインタビューに応じ、沖縄振興、海洋政策、被災地復興などについて話している[34][35]

ジャーナリスト鈴木エイトが作成した「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人」によれば、旧統一教会関連団体との関係について、かつて教団関連イベントに参加しており、2021年の衆院選で教団関係者から選挙支援を受けていたとされる[36]
不祥事・騒動

2015年10月、5年前の2010年第22回参議院議員通常選挙前、自身の顔写真や名前を掲載したカレンダーを配布していたことが報じられ[37]、カレンダーの配布について政治資金収支報告書に記載していなかったことを、神戸市内の大学教授ら30人に刑事告発された[38]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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