岩波書店
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1946年 - 1978年5月30日[8]岩波雄二郎

1978年5月30日[8] - 1990年緑川亨

1990年 - 1998年安江良介

1998年 - 2003年大塚信一

2003年 - 2013年山口昭男

2013年 - :岡本厚

2021年6月 - :坂本政謙


販売店での扱い

岩波書店は、多くの出版社が用いる委託・返品制を採用しておらず、全て書店側の買取という責任販売制の形を採っている[9]。また、比較的高正味(=取次への書籍の卸値が高く、出版社側の取り分が多いこと)である[9]
雇用における特徴

2013年度定期採用は、著作者等の「紹介」を応募条件とすることを発表した[10]。これは、事実上縁故採用に限定する方針であるとして批判を受けた。岩波書店はウェブサイト上で「あくまで応募の際の条件であり、採用の判断基準ではありません。採用予定人数が極めて少ないため、応募者数との大きな隔たりを少しでも少なくするためのものです。」とする謹告を出した[11]
出版物
雑誌

図書 - 新刊案内・エッセイ雑誌。1936年昭和11年)に『岩波書店新刊』として創刊。客に無料で配布する書店もある。岩波は「読書家の雑誌」と形容している。

世界 - 言論誌1946年(昭和21年)創刊。

科学 - 自然科学雑誌。1931年(昭和6年)創刊。

思想 - 人文科学社会科学雑誌。1921年大正10年)創刊。

かつて刊行されていた雑誌

へるめす - 文化総合雑誌1984年(昭和59年)創刊、1997年平成9年)廃刊。

文学 - 文芸誌。1933年(昭和8年)創刊、2016年(平成28年)廃刊。

教育 - 教育雑誌。1933年創刊、1944年(昭和19年)廃刊。

叢書

岩波文庫 - 1927年(昭和2年)7月創刊。

岩波現代文庫 - 2000年(平成12年)創刊。

岩波少年文庫 - 児童文学の叢書。1950年創刊。

岩波新書 - 1938年(昭和13年)創刊。

岩波ジュニア新書 - 主に小中学生向けの叢書。一部高校生・大学生を対象とした著作もある。1979年創刊。

岩波ブックレット - 1982年(昭和57年)創刊。

岩波講座 - 1928年(昭和3年)創刊。

岩波のこどもの本 - 児童文学絵本の叢書。『ひとまねこざる』シリーズで知られる。1953年創刊。

岩波書店 世界の絵本 - 国内外の物語を扱う大型絵本の叢書。『犬になった王子 チベットの民話』など。

岩波科学ライブラリー[12] - 1993年創刊。

岩波ジュニアスタートブックス - 2021年(令和3年)3月26日創刊。

かつて刊行されていた叢書

岩波全書 - 1933年(昭和8年)創刊。

岩波現代叢書 - 1951年(昭和26年)創刊。

岩波写真文庫

岩波少年少女文学全集 - 全30巻。1960年 - 1963年。

同時代ライブラリー - 1990年(平成2年)3月創刊、1998年(平成10年)7月終刊。

岩波アクティブ新書[13] - 2002年(平成14年)1月創刊、2004年(平成16年)12月終刊。

岩波現代全書 - 2013年(平成25年)創刊。2018年3月に114冊目を刊行し休止した。

社史・年史

『岩波書店五十年』、1964年

『岩波書店七十年』、1987年

『写真でみる 岩波書店80年』、1993年

『岩波書店八十年』、1996年 - 以上は岩波書店編集部編

『物語岩波書店百年史』全3冊、2013年
順に、
紅野謙介佐藤卓己苅部直が担当

『岩波書店百年』2冊組(限定300部) 、2018年

「岩波ブックセンター」閉店と後継店


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