岩沼駅
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駅舎内にはニューデイズと、エフエムいわぬまサテライトスタジオが設置されている[1]

仙台統括センターの直営駅駅長・副長配置)で、旅客扱いおよび運転扱いを行う。管理駅でもあり、東北本線の大河原駅 - 槻木駅間と常磐線の宮城県内所在駅である坂元駅 - 逢隈駅間の各駅を管理する。

みどりの窓口指定席券売機Suica対応の自動改札機自動券売機自動精算機がある。

跨線橋と直結している西口(2階)の改札口は駅舎と反対側の岩沼駅西側の利用者の便を図るために跨線橋と自由通路を1番線の真上で連絡する形で設置された。2020年4月1日から無人化されると同時に、Suicaなど交通系ICカード専用になっている(それまではJR東日本東北総合サービスに委託)。また、西口にもロータリー・バスプール・タクシー乗り場がある。
のりば

番線路線方向行先備考
1■常磐線上り
相馬原ノ町いわき方面[9]
2下り名取仙台方面[9]
3■東北本線上り白石福島方面[9]一部列車は1番線
4・5下り名取・仙台・小牛田方面[9]5番線は当駅始発

仙台駅 - 当駅間の区間列車が朝夕中心に運行されている。

東口改札(2021年9月)

西口改札(2021年9月)

みどりの窓口と自動券売機(2022年4月)

1番線ホーム(2022年4月)

2・3番線ホーム(2022年4月)

4・5番線ホーム(2022年4月)

貨物駅製紙工場に向かう貨車(2009年)

JR貨物の貨物駅は、旅客駅舎の南側にある。1面1線のコンテナホーム(ヤード)があり、ホーム上に荷捌き用の上屋が設置されている。ホームの長はコンテナ車4両分ほどと短い。駅の業務は仙台臨海鉄道が受託している。また、JR貨物の入換動車(スイッチャー)が配置されており、構内の入換作業を行っている。

駅の南東より日本製紙岩沼工場へ至る専用線が分岐している。全長3kmほどのこの専用線は、コンテナによる工場で生産された紙製品の輸送で使用されている。かつては工場で使用される液体塩素タンク車で到着していたが、2007年度に廃止された。

駅付近の本線西側から丸昭興業の専用線が分岐し、液体アンモニアの荷役設備が設置されていたが、こちらも2007年度に廃止された。この専用線では、扇町駅発送の液体アンモニアを取り扱っていた。また日清製粉小麦粉貯蔵施設へ続く専用線もあったが、1997年6月限りで廃止された。

当駅に停車する貨物列車は、2014年3月時点で高速貨物列車のみである。1日1往復仙台貨物ターミナル駅との間に設定されているほか、仙台貨物ターミナル駅から郡山貨物ターミナル駅へ向かう上り列車も1日1本停車する[10]。2015年には、隅田川行きの高速貨物列車も追加された。
取扱う貨物の種類

コンテナ貨物 - 12ftコンテナ、日本製紙専用線発着のコンテナを取り扱う。

車扱貨物

産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱い許可を得ている。

利用状況
旅客

JR東日本および「岩沼市統計書」によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は6,199人である[旅客 1]

1992年度(平成2年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度1日平均
乗車人員出典
1992年(平成04年)7,742[旅客 2]
1993年(平成05年)7,770
1994年(平成06年)7,746
1995年(平成07年)7,747
1996年(平成08年)7,810
1997年(平成09年)7,543
1998年(平成10年)7,433
1999年(平成11年)7,347
2000年(平成12年)7,341[旅客 3][旅客 2]
2001年(平成13年)7,257[旅客 4][旅客 2]
2002年(平成14年)7,094[旅客 5][旅客 2]
2003年(平成15年)7,130[旅客 6][旅客 2]


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