岡村明美
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紅の豚』のダビングで遅くなった帰り、家が同じ方向だった宮崎駿に車で送ってもらったが、宮崎はその後、立ち往生したらしく、後日音響監督に怒られたという[7]
ONE PIECE関連

『ONE PIECE』のナミ役を射止めたオーディションには、ゾロ役を担当することになる中井和哉と同じ組で参加している[11]。オーディション当日に渡された原稿は、「アーロンパーク編」のナミがルフィに助けを求める場面であった。この場面は、岡村自身がナミを演じてきた中で一番思い入れのある場面として挙げている[注 1]。また、ウソップ役の山口勝平との対談の中で、「ナミは、『助けて』と言ったらその人が死んでしまうと思っているから、自分が人に助けを求めてはいけないと思っているんです。でもそんなナミが、『助けて』と言えるくらい信頼できる仲間を見つけたんです」[注 2]と語り、「あの場面で、ナミがずっと言いたかったけど言えなかった言葉をやっと出せた」「一番重くて、思い出深いです」と述べている[11]

ナミがルフィの「仲間」になる前と後の違いについては、「心から笑えるようになったんです。笑い一つ取っても、全然違うんです」「仲間との出会いで人生がガラッと変わり、自分の夢も追えるようになった。仲間が導いてくれたんです」と語っている[11]

ナミの人物像については「突っ走る少年たちをちゃんと導いてあげられる存在」「人のために頑張れる人」「辛いと口に出さず、自分の中に秘めていける心の強さも持っている」と述べている[11]。岡村本人はショートカットだった時のナミのほうが好きだといい、「『してやったり!』という感じのドヤ顔がかわいいんです」とのこと[11]

ナミを演じる時は、「決め事をしない」と決めているという[11]。ナミを演じ始めた頃は「自分に全然余裕がなかった」といい、義母のベルメールがアーロンの凶弾に倒れて最期を迎えるシーンでは、「いろんなことが頭を回ってグチャグチャでした」と振り返っている[11]。また、2年後のナミを演じる時、監督から「ちょっと色っぽく演じてほしい」と言われ、役作りに苦労したという[11]

『ONE PIECE』のアフレコの時、台本に書かれた「サンダーボルト=テンポ」の文言を田中真弓に悪戯され、そのまま思い切り読んでしまったためにかなり恥ずかしい思いをしたことがある[11]

テレビスペシャル『エピソードオブナミ』(2012年8月25日放送)は、12年ぶり[注 3]に「アーロンパーク編」を扱ったテレビ作品である。岡村は「(ルフィの『仲間』である)今のナミは『助けに来てね!』と言えるけど、そのナミがルフィの『仲間』になる前に戻るということに、大丈夫かなと思っていました」[12]としつつも、「スタジオに行って、ベルメールさん(日のり子)やゲンさん(塩屋浩三)やノジコ(山崎和佳奈)の、あの頃と同じセリフを聴いてすぐに戻れました」と振り返っている[12]。また、岡村はこの作品を「原点のナミに戻れる宝になった作品」と評している[12]
出演

太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
1992年


カリメロ(プリシラ)

クレヨンしんちゃん(1992年 - 2021年、岩田、リカ、中弘子、マユママ、ちんのすけのママ、真倉そば子、激おこぷんぷんまだむ 他)

それいけ!アンパンマン(1992年 - 2024年、こくらげまん、つばさくん〈2代目〉、モン吉〈5代目〉)

超電動ロボ 鉄人28号FX(司会者、タカコ、保母)

姫ちゃんのリボン(ゆみ子)

らんま1/2 熱闘編

1994年


カラオケ戦士マイク次郎(1994年 - 1995年、生徒、子供、女生徒)

超くせになりそう(クマ子)

覇王大系リューナイト(ルミナ)

魔法陣グルグル(チュリカ)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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