古代以来の農業の盛んな地域で、農産物・水産物は豊富である。主要なものは以下の通り。
ばらずし(駅弁では、まつり寿司として)
ままかり料理
サワラ料理
備中手延べ麺
鮒飯
鯖寿司
など
ご当地B級グルメ
日生カキオコ(牡蠣入りお好み焼き)
ホルモン焼きうどん
ひるぜん焼そば
倉敷バーガー
ドミグラスソースカツ丼(デミカツ丼)
えびめし
おかやま中華そば(岡山市内でのラーメンの名称)
トンカツラーメン
笠岡ラーメン
ぶっかけうどん
など
郷土菓子
吉備団子
大手まんぢゅう
藤戸まんじゅう
むらすずめ
落合羊羹
ゆべし(高梁市)
ゆべし(矢掛町)
など 岡山県は、プロ野球とJリーグの球団の両方が本拠を構えている兵庫県と広島県に挟まれ、地元に拠点を置くスポーツに対する関心が低い。1995年(平成7年)には倉敷市を本拠としていた川崎製鉄サッカー部(現・ヴィッセル神戸)がJリーグ誘致を目指していた神戸市に本拠を移すなど、長年にわたって本県に本拠を置くプロスポーツチームができず、「プロスポーツ不毛の地」と揶揄されることもあった[49]。しかし、2001年(平成13年)11月に女子バレーボール・Vリーグに所属するシーガルズが岡山市に本拠を移転[50]。美作町(現・美作市)に女子サッカークラブ・岡山湯郷Belleが設立された。その後、2005年(平成17年)には晴れの国おかやま国体が開催され、県全体でスポーツに対する関心が高まった。国体開催の機運に乗じてJリーグを目指すサッカークラブとしてファジアーノ岡山FCが設立され、好成績を収め続けたファジアーノは岡山県リーグから中国リーグ、JFLと次々と昇格し、2009年(平成21年)シーズンからはJ2に昇格した。また2017年には県西部の井笠地方をホームタウンとする福山シティFCが結成された。こうした市民クラブに対するスポンサーやボランティアなどの支援の輪が広がっており、プロスポーツが県民にとって身近な存在になりつつある。 その他、女子マラソンに関しては岡山市に本店がある天満屋の女子陸上競技部から2000年(平成12年)シドニーオリンピックに山口衛里が、2004年(平成16年)アテネオリンピックに坂本直子、さらに2008年(平成20年)の北京オリンピックでも中村友梨香が出場している。さらに、1992年(平成4年)のバルセロナオリンピック、1996年(平成8年)のアトランタオリンピックの2大会でメダルを獲得した有森裕子は岡山県出身であり、オリンピックに5大会連続で岡山県の関係者が出場している[注釈 3]。 高校野球においては1965年(昭和40年)の選抜高等学校野球大会で優勝し、平松政次や八木裕らを輩出した岡山東商業高校、星野仙一らを輩出した倉敷商業高校や倉敷工業高校をはじめとした古豪がある。また、1999年(平成11年)の全国高等学校野球選手権大会で準優勝した岡山理科大学附属高校、関西高校などの私立校が台頭している。近年では、2011年のセンバツに春夏通じて甲子園史上初となる創部1年目の出場を果たした[注釈 4]創志学園高校や、甲子園3回の出場を果たしている岡山学芸館高校、2017年夏に甲子園初出場を果たし、2023年夏には甲子園で8強入りを果たした[注釈 5]おかやま山陽高校なども甲子園に進出している。「岡山県の高校野球」を参照
伝統工芸
経済産業大臣指定伝統的工芸品
備前焼(陶磁器、1982年(昭和57年))
勝山竹細工(竹工品、1979年(昭和54年))
伝統工芸品
詳細は「日本の伝統工芸品の一覧#岡山県」を参照
スポーツ
岡山県内に本拠を置く主なスポーツチーム
「Category:岡山県のスポーツチーム」も参照
ファジアーノ岡山FC(Jリーグ)
岡山湯郷Belle(日本女子サッカーリーグ)
FC吉備国際大学Charme(日本女子サッカーリーグ)
岡山シーガルズ(バレーボール・Vプレミアリーグ)
セリオスタンディングベアーズ(アメリカンフットボール・Xリーグ)
天満屋女子陸上競技部
シティライト岡山硬式野球部(社会人野球)
三菱自動車倉敷オーシャンズ(社会人野球)
岡山リベッツ(卓球・Tリーグ)