1995年(平成7年)4月5日、通商産業省伝統的工芸品に認定された[1]。2006年(平成18年)10月、地域団体商標に登録された。2015年(平成27年)4月24日 - 「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜」の構成文化財として日本遺産に認定された[3]。 岐阜県美濃市周辺で生産される美濃和紙、良質な竹、高度な技術を有する竹細工職人や木工職人が揃っていたことから産地として発展した[1]。
特徴
細骨に美濃和紙等の薄紙を張り、通常は長卵形の吊提灯である。薄紙には美しい模様が施されている。
手作業が多く、技術として「張り」(細骨に薄紙を張る)、「擦り込み」(薄紙に模様を版画の要領で摺る)、「盛り上げ」(提灯の木地の部分に白胡粉で盛り上った模様を施す)がある。
盆灯籠にも使うため盆提灯ともいう。
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e f g h i j 岐阜提灯
^ a b c d ⇒岐阜提灯の歴史 株式会社オゼキ
^ “「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜”. 文化庁. 2020年9月20日閲覧。
外部リンク
⇒岐阜提灯協同組合
⇒盆提灯とお盆についての基礎知識