山陰放送
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内容は、隠岐諸島の一つ島根県隠岐郡海士町に新しく開業するホテル「Ento(エントウ)」が誕生するまでのストーリーを追ったもので旅人に松本潤、ナレーションにTBSアナウンサーの江藤愛が務めた[20]。この番組は2022年1月15日に全国ネットで放送された。

テレビ放送開始とエリア拡大

テレビ放送を開始した1959年当時、VHF波のテレビ局への割り当ては1県1波(東京・大阪・愛知など大都市圏は除く)が原則だったため、既に日本海テレビが1958年に開局していた鳥取県では開局ができず、まだテレビ局が設けられていなかった島根県でまず開局する形となった。このため、同じ「JOHF」のサインにもかかわらず親局がテレビとラジオで異なる結果となり、デジタルテレビ放送開始からアナログテレビ放送終了を経た現在もその名残が残っている。なお、日本海テレビとはテレビ開局直前まで合併交渉が行われていた。

その後も、越境送信でない正式な形での鳥取県へのテレビ波進出を熱望したが、日本海テレビの同意が得られないまま時間が経過し、1972年には日本海テレビが折れる形でBSSの鳥取県への進出がようやく認められ、同時に山陰中央テレビを含めた形で、島根・鳥取双方のテレビ局3系列が相互に乗り入れることとなった。

民間放送教育協会には、現在も山陰地区から当局(島根)と日本海テレビ(鳥取)の2局が加盟して番組制作に携わっている。先述一覧の通り、過去にテレビ朝日系のワイドショーの番組が同一地区で2局並列放送(同時、または同じものを時差ネット)したこともあった。

山陰地区民放テレビ3局共同キャンペーン

2016年から日本海テレビ(NKT)及び山陰中央テレビ(TSK)と3局合同で「山陰地区民放テレビ3局共同キャンペーン」を実施しており、2019年6月に総務省中国総合通信局長から日本海テレビ及び山陰中央テレビとともに「「電波の日」中国総合通信局長表彰」を受けた[21]

2016年秋、日本海テレビ・山陰放送・山陰中央テレビの3局合同で山陰地区民放テレビ3局共同キャンペーン「テレビってザワザワキャンペーン」を実施[22]

2016年9月24日、山陰放送主催の「秋のBSSまつり」に山陰中央テレビの坂西美香アナと日本海テレビの前田彩野アナが出演。

2016年10月1日、日本海テレビの情報番組「スパイス」に山陰放送を代表して丸山聡美アナが出演。

2016年10月1日、山陰中央テレビの情報番組「ヤッホー」に山陰放送を代表して山根伸志アナが出演。


2018年1月15日から2月24日にかけて日本海テレビ・山陰放送・山陰中央テレビの3局合同で山陰地区民放テレビ3局共同キャンペーン「3局アナ対抗!ザワザワ総選挙」が実施され、山陰放送からは山根伸志、丸山聡美、秦まりな、森谷佳奈、山田弥希寿の5名のアナウンサーが参加[23]

2019年2月8日から2月28日にかけて日本海テレビ・山陰放送・山陰中央テレビの3局合同で山陰地区民放テレビ3局共同キャンペーン「3局対抗ザワザワCMグランプリ」を実施[24]

2019年3月2日に結果発表を3局の同時中継で行う「3局一斉!ザワザワ生放送?視聴者に感謝をこめて?」を放送。山陰放送制作分の番組MCは宇田川修一、秦まりな、山田弥希寿、小林健和。ゲストは中尾真亜理(日本海テレビ)、岡部楓子(山陰中央テレビ)。


2020年2月17日から2月23日にかけて日本海テレビ・山陰放送・山陰中央テレビの3局合同で「山陰3局防災キャンペーン」を実施[25]

ウェブサイト

ウェブサイトでは2000年秋まで番組スポンサーを掲載していた。

ドメイン名は、当初「bsscom.co.jp」、現在は「bss.jp」を使用している。

資本構成

企業・団体は当時の名称。出典:[26][27][28][29]
2021年3月31日

資本金発行済株式総数株主数
1億3000万円260,000株403

株主株式数比率
東京放送ホールディングス22,000株8.46%
朝日新聞社22,000株8.46%
島根県12,000株4.61%
鳥取県10,500株4.03%

過去の資本構成1978年3月31日 - 2003年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数
1億3000万円1億7000万円500円260,000株

株主株式数比率
毎日新聞社22,000株8.46%
朝日新聞社22,000株8.46%
島根県12,000株4.61%
鳥取県10,500株4.03%
米子市09,000株3.46%
山陰合同銀行06,400株2.46%
松江市06,000株2.30%
日本パルプ工業王子製紙05,600株2.15%

アナウンサー
現職者

出典[30]
責任者


1986年 宇田川修一 - アナウンス部長

在籍者

男性


1980年 板井文昭(嘱託再雇用)

1988年 谷口篤史 - 一時期、報道部。現所属は制作部。

1991年 桑本充悦

1997年 山根伸志 - テレビ制作部長

1998年 大田祐樹

2018年 小林健和 - 所属は報道部。

2021年 松原佑基 - 所属は報道部。2024年3月までは制作部。

女性


1991年 木野村尚子 - 一時期、報道部記者。現所属は制作部。

2007年 丸山聡美 - 現所属は制作部。

2015年 森谷佳奈 - 所属は制作部。

2016年 秦まりな - 福井テレビより移籍、元NHK松江放送局契約キャスター。所属は報道部。

2018年 中島早也佳 - 元NHK新潟放送局契約キャスター。所属は制作部。

2020年 小崎純佳 - 所属は報道部。

2024年 藤井茉莉花 - 所属は制作部。

元アナウンサー

栗原康郎
- BSS企画 取締役相談役。

島碩弥 - 1954年から1958年まで在籍し、ラジオ関東(現在のラジオ日本)へ移籍。

渡部晃治 - 1974年入社、定年退職後、再雇用により放送運行監視部。

宮本忠明 - 報道記者を経て、現・テレビ編成業務部。

小椋英之 - 1996年入社、1999年に報道部へ異動。その後大阪支社営業部。

角谷敏朗 - 1973年入社、通称“角兵衛”。東京支社長。2009年6月よりラジオ総局局長。2013年からフリー。

田中亜矢 - 1998年入社、2000年に他部署に異動したが、2003年にアナウンス部に復帰。2016年に報道部に異動。

浜田妙子 - 1967年から1997年まで在籍。現鳥取県議会議員。

松浦美代

松村佳代子

大谷典子

佐藤千恵

坪山奏子 - 2007年入社、2010年3月退社。広島ホームテレビへ移籍。2012年に退社後、フリー活動を経て2018年に広島ホームテレビに復職。「天谷奏子」名義でOffice T-Workにも所属。

木次真紀 - 1997年入社、2001年退社。現在フリーアナウンサー。

石亀幸子 - 2002年入社、退職後、NHK広島放送局の番組や中国放送の『イブニング・ふぉ?』に出演していた。

坂口育子 - 1972年入社、退社後も、2020年12月まで日曜日の「音楽の風車」(事前収録)を担当していた。

中村緑 - 1976年入社、2005年退社。現在でもラジオ放送のオープニングや時報の声で登場。2012年4月より「歌のない歌謡曲」を16年ぶりに担当していた。

和田季子 - 1986年入社、現在はDARAZ FMで『?金ダラDX?Waa-Daだよ!』を担当。

長谷川洋子 - 現在フリーアナウンサー。

井本智博 - 子会社BSS企画の役員となるが、死去。

鷲見康子 - 岡山県内でフリーアナウンサーとして活動後、岡山市内で英国風紅茶の店を経営。

八幡牧子

清水律子

成瀬経男

伊木順一

酒井抱一 - 1991年に報道部に異動。後に営業職に転じ、事業部長。

田中友香理 - 契約社員として入社。その後はフリーアナウンサーとして活動。

荒井由岐子 - 専属のアナウンサー、1976年入社、ラジオディレクターだったが、2013年に死去。

橋本航介 - 2010年入社、2015年3月退社。サンテレビに移籍。


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