山田 栄子(やまだ えいこ、1953年6月13日[注 1][11][5] - )は、日本の声優、歌手、舞台女優。81プロデュース所属[8]。神奈川県横浜市神奈川区子安[4]出身。 内田演劇研究所[14]、劇団芸協[14]、オフィス央[14]、青二プロダクション[9]、フリーを経て、81プロデュース所属[8]。 中学時代はバレーボール部に所属していたが、演劇部のシンデレラのドレス姿に憧れて、中学、高校時代と女子校の演劇部に所属[12][13][15]。その時は身長が高くアルトの低い声域から木下順二作の『夕鶴』の与ひょう役などのずっと男役で、ドレスとは無縁であったという[12][13][15]。ものづくりも好きであり、舞台装置や衣装も担当していた[12][13]。大会前は夜の学校に忍び込み装置の準備をしていたが、そのことについては「もう時効だから大丈夫かな」と述懐している[12]。 高校卒業後、家具のデザイナーになろうと専門学校東京デザイナー学院に入学[10]。 学生時代に、文化庁後援の国際演劇センター制作の『逆賊ハロワイン・ゲルトロード』の公演のメンバーに偶々人数合わせで端役で参加[10][16]。 2か月、東ヨーロッパに旅行していた時に、「芝居っていうのもいいなあ」と思っていたことから、役者を志し、帰国後、演劇の魅力の虜になっていた[10][16]。それがなければ、インテリア・デザイン関係に進んでいたという[16]。 大学生の時に舞台美術をしようと、偶々大学の近くにあった劇団芸協の研究生になる[10][17]。 その劇団はあまり若い人物が所属しておらず、「お前、今度『赤ずきんちゃん』やってみろ」と言われて芝居もするようになったという[17]。 オフィス央に所属後、アニメのオーディションの話が来たことで受けて合格し、1979年に『赤毛のアン』のアン・シャーリー役でデビュー[7][12][10][15][17][18]。
経歴