2009年12月、インテグラルが設立した新会社が(株)ヨウジヤマモトとして旧ヨウジヤマモト社から事業譲渡を受け再起を果たした。
2014年、RIZZOLIより『Yamamoto & Yohji』刊行。
2014年、レアル・マドリードのサードユニフォームをデザイン。
2015年、全仏オープンのためのコレクション、「アディダス “ローラン・ギャロス コレクション バイワイスリー” (adidas “Roland Garros Collection by Y-3”)」を発表。同年5月にローラン・ギャロスで開催された全仏オープンテニスで、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ選手とアナ・イバノビッチ選手のほか、大会のボールボーイとボールガールも着用。
2016年1月、山本が手がけるアディダスのスポーツブランド「ワイスリー(Y-3)」が、宇宙旅行ビジネスを行うヴァージン・ギャラクティック(以下VG社)と協業し世界で初めて宇宙旅行用アパレルの開発を進めていることを発表。同年1月14日、米・ニューメキシコ州にあるVG社の施設「スペースポート・アメリカ」で宇宙飛行士用フライトスーツとブーツの試作品が公開された。 1994年、フランスより芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章。2004年に紫綬褒章を受章。翌2005年には、経済産業省より「日本ブランド創造貢献企業表彰」受賞、さらにフランス芸術文化勲章「オフィシエ」を受章。2006年には英国ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツ名誉ロイヤル・デザイナー・フォー・インダストリー
受賞
年譜
1972年 株式会社ワイズを設立
1977年 東京コレクションにデビュー
1981年 パリ・プレタポルテコレクションにデビュー。同時にYohji Yamamotoを開始
1984年 株式会社ヨウジヤマモト設立
1989年 ヴィム・ヴェンダース監督映画『都市とモードのビデオノート』に出演
1994年 フランス芸術文化勲章「シュバリエ」受章
1999年 坂本龍一によるオペラ『LIFE』の衣装を担当
2001年 北野武監督映画『BROTHER』の衣装を担当。以後の北野作品には全て関わっている
2002年 パリ・オートクチュールコレクションの期間にプレタポルテを発表
2002年 Y-3ラインをコレクションデビュー
2004年 紫綬褒章受章
2005年 経済産業省より「日本ブランド創造貢献企業表彰」受賞
2005年 フランス芸術文化勲章「オフィシエ」受章
2006年 英国ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツ名誉ロイヤル・デザイナー・フォーインダストリー受章
2008年 北京の故宮・太廟にてY'sのショウ開催
2008年 中国友好和平基金のもと山本耀司和平基金を設立。ロンドン芸術大学、名誉博士号授与
2008年 ヨウジヤマモトのパリ カンボン旗艦店オープン
2009年 2009年4月30日付け代表取締役辞任
2009年 10月8日、(株)ヨウジヤマモト民事再生法の適用を申請。負債60億円[8]。
2009年 12月、新(株)ヨウジヤマモトが旧会社から事業譲渡を受け再創業
2010年 4月1日、東京で19年ぶりにメンズコレクションを発表
2011年 英国ヴィクトリア&アルバート博物館にて「ヨウジヤマモト展」開催
2011年 フランス芸術文化勲章「コマンドゥール」受章[9]
2014年 RIZZOLIより『Yamamoto & Yohji』刊行
2014年 「レアル・マドリード」のサードユニフォームをデザイン
2015年 「アディダス “ローラン・ギャロス コレクション バイワイスリー” (adidas “Roland Garros Collection by Y-3”)」発表
2016年 「ワイスリー (Y-3)」がヴァージンギャラクティック社(Virgin Galactic、以下VG社)との協業を発表
主なブランドライン名
Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)
レディースのコレクションライン。通称FEMME。
Yohji Yamamoto +Noir(ヨウジヤマモト プリュス ノアール)
レディースライン。“黒”をテーマに、アクセントといくつかの色・柄によって構成。
Yohji Yamamoto POUR HOMME(ヨウジヤマモト プールオム)
メンズのコレクションライン。通称HOMME。
Yohji Yamamoto COSTUME D'HOMME(ヨウジヤマモト コスチュームドオム)
メンズのスーツライン。
Y's(ワイズ)
レディースライン。自立した女性がテーマ。1972年スタート[10]。2012-13年秋冬コレクションからは、山本と共に仕事をしてきたプランナーやパタンナーらが継承する予定[11]。
Y's for men(ワイズフォーメン)
Y'sのメンズライン。もともとはY'sを着ている女性の隣にいる男性が似合う服というコンセプト。2009-10年秋冬コレクションをもって休止[12]したが、2023-24年秋冬コレクションより復活予定[13]。
s'yte(サイト)
インターネット限定のカジュアルウェアブランド。2011年9月スタート。
Ground Y(グラウンド ワイ)
ジェンダーレス、エイジレスなスタイルを提案。2014年9月スタート。
discord(ディスコード)
日本文化の奥ゆかしい美しさを特徴とするアクセサリーブランド。2014年秋冬スタート。
Yohji Yamamoto by RIEFE(ヨウジヤマモト バイ リーフェ)
ジュエリーライン。クリエイティブ・ディレクターは春井里絵。2021年7月スタート[14][15]。
休止・終了したブランドライン
Y's for men SHIRTS(ワイズフォーメン シャツ)
メンズライン。
Y(ワイ)
イタリア生産のスーツライン。2005年7月にイタリアで発表された。3タイプのスーツ (Ooty 1130, Syne 698, Fytt 432[16])、タキシード (Yoetn 1829)、Yシャツ、ネクタイを展開していた。
コラボレーション
Y-3(ワイスリー)
ドイツのアディダス社とのコラボレーションブランド[17]。2014年には、レアル・マドリードの3rdユニフォームをデザイン。
Yohji JEANS
エドウインとコラボレーションしたジーンズのブランド[17]。2012年6月よりヨーロッパとアメリカ地域で販売開始予定[18]。
Y's for living(ワイズフォーリビング)
生活雑貨のブランド。
Y'saccs(イザック)
1986年、Y'sの雑貨ブランドとして誕生。2001年にコラボレートを解消[19]。
Yohji Yamamoto D'URBAN A.A.R(アール)
ダーバン社(現、レナウン)とヨウジヤマモトのコラボレーションによる、大学生をターゲットにしたビジネスラインブランド。A.A.RとはAgainst All Risksの略。1992年スタート[20]。2005-06年秋冬コレクションを最後にコラボレートを解消、2008年春夏コレクションをもって終了[21]。
COMING SOON(カミングスーン)
イタリアのシンヴ (Sinv.) 社との提携によるカジュアルブランド[22]。
Y's MANDARINA(ワイズ マンダリーナ)
マンダリナ・ダックとコラボレーションしたバッグのブランド。2006年スタート[23][24]。
Prototype(プロトタイプ)
イギリスのリンダファローとコラボレーションしたサングラスのブランド[23]。
WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO
様々なブランドやアーティストと協業し、アイテムを展開するプロジェクト。2022年7月にオンラインストアで展開開始[25]。
この他、サルヴァトーレ・フェラガモとのコラボレーションによるシューズ[26]や、ランボルギーニとのコラボモデル「ランボルギーニ・アヴェンタドールS “ドレスド” by ヨウジヤマモト」[27]、石ノ森章太郎(仮面ライダー、イナズマン、009 RE:CYBORG[28])、読売ジャイアンツ[29][30]などとのコラボレーションがある。