1998年に鹿児島県南種子町で開催された「トンミーフェスティバル」において作曲を手がけたことが縁となり、楽譜をはじめとした資料、楽器、生活家具などが同町へ寄贈され、南種子町郷土館内に「山本直純音楽記念室」が開設された[1]。
2002年6月18日、急性心不全のため死去。享年69歳。墓所は品川区高福院。
親族[ソースを編集]
父は作曲家で指揮者の山本直忠、弟はパーカッション奏者の山本直喜と ファゴット奏者の山本直親、妹はオルガン奏者の湯浅照子、妻は作曲家の山本正美、長男は作曲家の山本純ノ介、次男はチェリストの山本祐ノ介[2]、その妻でピアニストの小山京子は山下洋輔の親戚[3]という音楽一家である。祖父の山本直良は実業家で軽井沢にある国の重要文化財「旧三笠ホテル」の創業者であり、白樺派の小説家、有島武郎は大叔父に当たる。
代表作品[ソースを編集]
劇伴音楽[ソースを編集]
映画[ソースを編集]
暗黒街の美女(1958年)
打倒(1960年)
拳銃無頼帖シリーズ(1960年)
霧笛が俺を呼んでいる(1960年)
恐怖の魔女(1962年)
殺人鬼の誘惑(1963年)
男嫌い (1964年)
肉体の門(1964年)
くノ一化粧(1964年、東映)
雪国(1965年)
兵隊やくざ(1965年)
クレージー映画シリーズ
クレージー大作戦(1966年)※萩原哲晶と共作
クレージーのぶちゃむくれ大発見(1969年)※ラスト近くに大木広告社社長役で出演。クレージーのメンバーと共に「大きいことはいいことだ」を歌う。
日本一のヤクザ男(1970年)
日本一のワルノリ男(1970年)
殺しの烙印(1967年)
さそり (1967年、松竹)
関東も広うござんす(1967年)
七人の野獣シリーズ(1967年)
黄金の野郎ども (1967年、日活)
赤道を駈ける男 (1968年、日活)
男はつらいよシリーズ(1969 - 1995年)※一部作品を山本純ノ介と共作
ある兵士の賭け(1970年) ※フォーリーブスが歌う劇中主題歌の作曲も担当。
喜劇 猪突猛進せよ!!(1971年)
どうぶつ宝島(1971年)※ムッツリ役で特別出演
喜劇 女は男のふるさとヨ(1971年)
喜劇 女売り出します(1972年)
百万人の大合唱(1972年)
東京ド真ン中(1974年)
二百三高地(1980年)※音楽監督・指揮
原子力発電の夜明け
制覇(1982年)
ビルマの竪琴(1985年)
テレビドラマ[ソースを編集]
マンモスタワー(1958年、KR)
青年の樹(1961年、TBS)
七人の孫(1964年 - 1966年、TBS)
東芝日曜劇場「栄光の旗」(1965年、TBS)
天下の学園(1965年、フジテレビ)
氷点(1966年、NET)
わが心のかもめ(1966年、NHK)
太陽の丘(1966年 - 1967年、NHK)
嫌い!好き!!(1966年 - 1967年、日本テレビ)
男はつらいよ(1968年 - 1969年、フジテレビ)
甘柿しぶ柿つるし柿(1969年 - 1970年、TBS)