松江藩士
母 森田千世
(もりた ちせ、旧姓青山、1857年-1947年10月20日[22])水戸藩儒学者青山延寿の娘[22]。女子師範(現お茶の水女子大学)の第1回入試に首席で合格[23]、第1回卒業生[22]。
姉 佐々木松栄
東京大学名誉教授[1]
祖父 青山延寿
大叔父 吉成勇太郎
曽祖父 青山延于
著書
単著
『女の立場から』(三田書房、1919年)
『現代の生活と婦人』(叢文閣、1919年)
『女性の反逆』(三徳社、1922年)
『メーデー』(水曜会出版部、1923年)
『婦人問題と婦人運動』(文化学会出版部、1925年)
『リープクネヒトとルクゼンブルグ』(上西書店、1925年)
『無産階級の婦人運動』(無産社、1928年)
『女性五十講』(改造社、1933年)
『婦人と世相 評論集』(北斗書房、1937年)
『女は働いてゐる』(育生社〈新世代叢書〉、1940年)
『村の秋と豚 随筆集』(宮越太陽堂書房、1941年)
『わが住む村』(三国書房〈女性叢書〉、1943年 / 岩波文庫、1983年 NDLJP:9539136)
『武家の女性』(三国書房〈女性叢書〉、1943年 / 岩波文庫、1983年)
『明日の女性のために』(鱒書房、1947年)
『日本の民主化と女性』(三興書林、1947年)
『婦人解放論』(鱒書房〈社会思想新書〉、1947年)
『新しい賃銀原則 べアトリス・ウエップ 男女平等賃銀制の研究』(国際文化労働社、1948年)
『新しき女性のために』(家の光協会、1949年)
『ミル ベーベル 婦人解放論』(啓示社、1949年)
『平和革命の国 イギリス』(慶友社、1954年)
『女二代の記 わたしの半自叙伝』(日本評論新社、1956年)
『おんな二代の記』(平凡社東洋文庫、1982年 / ワイド版、2004年 / 岩波文庫、2014年)
『覚書 幕末の水戸藩』(岩波書店、1974年 / 岩波文庫、1991年)
『女性解放へ 社会主義婦人運動論』(日本婦人会議中央本部出版部、1977年)
『二十世紀をあゆむ ある女の足あと』(大和書房、1978年)
『日本婦人運動小史』(大和書房、1979年)
『山川菊栄の航跡 「私の運動史」と著作目録』(外崎光広・岡部雅子編、ドメス出版、1979年)
著作集
『山川菊栄集』(全10巻・別巻1、田中寿美子・山川振作編、岩波書店、1981年 - 1982年)
1 女の立場から 1916?1919 NDLJP:12143136
2 女性の反逆 1919?1921 NDLJP:12140972
3 牙をぬかれた狼 1921?1924 NDLJP:12144384
4 無産階級の婦人運動 1925?1927 NDLJP:12150589
5 ドグマから出た幽霊 1928?1930 NDLJP:12142835
6 女は働いている 1931?1944 NDLJP:12148811
7 明日の女性のために 1946?1980 NDLJP:12143138
8 このひとびと、忘れえぬひと、師 先輩 友、家族、西方の先駆者 NDLJP:12143139
9 おんな二代の記 NDLJP:12143140
10 武家の女性、わが住む村、手製のかるた NDLJP:12141436
『山川菊栄女性解放論集』(全3巻、鈴木裕子編、岩波書店、1984年)
『山川菊栄評論集』(鈴木裕子編、岩波文庫、1990年)
『新装増補 山川菊栄集 評論篇』(全8巻・別巻1、鈴木裕子編、岩波書店、2011年 - 2012年)
共編著
『社会主義の婦人観』(堺利彦と共著、上西書店、1926年)
『無産者運動と婦人の問題』(山川均と共著、白揚社、1928年)
『働く青少年』(編、石崎書店、1950年)
『母と女教師と』(丸岡秀子と共編著、和光社、1953年)
『婦人』(編、有斐閣〈らいぶらりい・しりいず〉、1954年)
翻訳
リチャード・グレリング『大戦の審判』[注釈 1](丁未出版社、1917年) NDLJP:3436126
エドワード・カーペンター 『女性中心と同性愛』(堺利彦と共訳、アルス、1919年)
エドワアド・カアペンター『恋愛論』(大鐙閣、1921年) NDLJP:1780332
レスター・ウオード(英語版)『女性中心説』(堺利彦と共訳、アルス、1923年) NDLJP:969335
ハワアド・ムーア(英語版)『肉体と精神の形成』(三徳社、1923年) NDLJP:968140
『黎明期のロシア』(原著者:ジョン・リード、ベッシー・ビアティー他)(訳編、総文館、1923年) NDLJP:1877418