2013年10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから2位指名を受け[24]、契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[25]。背番号は33。同大学からは4人目のプロ入りで、野手では初となった[21]。
西武時代埼玉西武ライオンズ時代
(2014年7月2日 西武ドーム)
2014年6月21日の対横浜DeNAベイスターズ戦にて5番・指名打者でプロ初先発・初出場し、初打席は四球だった[26][27]。その後7試合15打数無安打3四球で迎えた8試合目、9月15日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で辛島航からプロ初安打となる本塁打を打った[28][29][30]。二軍では5月度の月間MVPに選ばれた(同月全17試合に出場、7本塁打21打点、打率.344)[31]。7月17日に行われたフレッシュオールスターゲームに4番・一塁手で先発出場、2点本塁打を含む3打数2安打1四球の成績で優秀選手賞を受賞した[32]。このとき、同じく優秀選手賞を受賞した奥浪鏡(オリックス)とMVPを受賞した井上晴哉(ロッテ)の3人ともが体重100kgを超える巨漢だったことが話題になった[33][34]。二軍通算では21本塁打を打ってイースタン・リーグの最多本塁打者になり、打点部門でもリーグ2位(62打点)だったほか、スポーツニッポン選定の新人賞を受賞した[35]。
2015年4月28日に同チームの橋光成、石川貢と共に「侍ジャパン大学日本代表 対 NPB選抜」のNPB選抜に選出された[36]。6月29日に行われたこの試合では、4番・一塁手で先発出場し、第1打席で2点本塁打を打った[37]。
2016年、3月25日のオリックス・バファローズとの開幕戦では7番・一塁手で先発出場し、4打数無安打だった[38]。8月19日の対千葉ロッテマリーンズ戦では2打席連続本塁打を打つと、21日の対ロッテ戦、9月20日の対オリックス戦でも2打席連続本塁打を記録するなど[39]、自身初の2桁本塁打を記録した。二軍では64試合に出場して22本塁打を打ち、2度目のイースタン・リーグ最多本塁打者賞を受賞した[40]。
2017年、開幕一軍入りを果たすも打率.111と成績を残せず、5月1日に登録抹消。二軍戦で打率.312、8本塁打と調子を上げ、7月8日に一軍登録。8月2日の楽天戦で3打席連続の本塁打を記録した[41]。8月は全27試合に先発出場して9本塁打、28打点、64塁打、20四球、長打率.696、出塁率.451と6部門で月間リーグトップを記録し、自身初の月間MVPを獲得した[42]。続く9、10月も全25試合に出場しリーグトップの10本塁打、19得点、68塁打、長打率.739を記録し、パ・リーグ史上3人目、ライオンズの選手としては初となる野手での2か月連続月間MVP受賞を達成した[43]。8月以降はクリーンナップ、9月以降は4番に定着し、打撃面で自己最高の成績を残した。オフの10月12日にオーバーエイジ枠で第1回アジア プロ野球チャンピオンシップの日本代表に選出された[44]。
2018年は開幕から4番を担当。4月は全24試合に出場し、11本塁打、33打点とリーグトップの成績を記録。4月の月間MVPを受賞し、前年から3か月連続の受賞となった[45]。ファン投票で自身初となるオールスターゲームに出場した[46]。9月にはリーグではチームメイトの中村剛也以来7年ぶり、自身初のシーズン40本塁打を達成すると、最終的には平成生まれ最多(2018年シーズン終了時点)となる47本塁打を記録して本塁打王に輝き、更には同僚の浅村栄斗に敗れはしたものの最後まで打点王争いを繰り広げて閉幕を迎えた。ソフトバンクとのCSファイナルステージでは5試合で16打数3安打6三振で打率.188にとどまった[47]。自身初となるベストナインを受賞。さらに、258票中148票の1位投票を得てパ・リーグの最優秀選手に選出された[48]。シーズン打率2割台での最優秀選手選出は1989年のラルフ・ブライアント以来29年ぶり。同年7月31日、西武ドームでの試合後に行った観客席におけるファンサービス中、東京メトロの常務取締役の男性役員に、首から掛けていたタオルを引き抜かれ持ち去られるという珍事に見舞われる。持ち去られたタオルは、事件の翌日、当事者の男性役員から謝罪を受け返還された[49]。