当初は就職活動に励み、縁のあった広告代理店から声がかかっていたものの、大学生協に偶然あった『声優になるためには』という書籍を読んだことで役者を目指そうと考える。同書籍に記載された劇団や事務所の中から、芝居も舞台も習うことができ「声優の仕事への道筋もある」と考えたことで、俳協養成所へ大学卒業後に上京し14期生として入所する[7][24]。なお、親は当初「就職したほうが良いんじゃないか」と言ったが、最終的には「やるならやってみれば」と背中を押してくれたという[19]。
同養成所卒業後は、養成所の先輩が旗揚げした舞台と並行し東京俳優生活協同組合に所属[26]。 1985年、OVA『メガゾーン23』の中川真二役で声優デビュー[15]。1986年にテレビアニメ『ボスコアドベンチャー』のオッター役でアニメのレギュラーデビュー[27]。 デビューからしばらくはアニメの仕事が専らだったが、とある先輩の結婚式で披露した余興の芸が関係者の目に留まったことで、吹き替えにも出演するようになる。なお、吹き替えデビュー作は一言二言の役だったため失念したとのこと。1988年には『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』で初めて主演の吹き替えを行った[17]。 1993年5月23日、声優のかないみかと結婚[28][10]。 1997年10月、テレビ東京系の子供向けバラエティー番組『おはスタ』のメイン司会者となる[29]。2000年にはドラマ『合い言葉は勇気』で俳優としてデビュー[30]。 2008年4月、デビュー当初から所属した東京俳優生活協同組合を離れ、同組合の元マネージャーである藤崎敦が立ち上げたアクロスエンタテインメントへ移籍[31]。 2012年6月17日、Twitterにて声優の田中理恵との結婚を報告[12]。 2013年5月12日、出演の映画『あさひるばん』の撮影のため、一部のレギュラー番組を4週間ほど欠席することを発表[32]。また、映画の役作りで髪を角刈りにした。 2016年3月、本人の「これからは若い世代に任せたい」という意思から長年務めた『おはスタ』のメイン司会者を降板することが発表され[29]、同年4月1日放送回をもって降板した[33]。ただし、その後も派生番組『OHA OHA アニキ』のメイン司会担当や「レジェンドMC」としてゲスト出演するなど、『おはスタ』との関わりは続いている。 2017年1月9日、テレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』では第1位にランクイン[34][35]。 2018年8月3日、Twitterにて7月に田中と離婚をしたことを報告[36]。 2019年7月19日、男性声優として初めて音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に出演した[37]。 2021年6月14日、アイドルグループ「チャオ ベッラ チンクエッティ」の元メンバーでタレントの岡田ロビン翔子との結婚を発表した[13][38][39]。 2022年に『マーダーズ・イン・ビルディング』で自身のキャリア初となる海外映画作品における日本語吹替版の制作を発案し、実現させた。
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