山下泰裕
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

^ 同じ熊本県出身で高専柔道の経験があった、東海大学創始者の松前重義の、強い引き立てがあったともされる。
^ 東海大学付属相模高校と、東海大学の代々木校舎・湘南校舎などは同じ小田急線沿線に所在し、鉄道を利用することにより行き来は困難ではない。
^ 二宮に2度も投げられて完敗したので、この試合が一番悔しかったと後に述懐している。
^ 19歳4ヶ月で2006年大会を制した石井慧が最年少記録を塗り替えた。
^ ただし、大学生ながらに全日本王者となったことで、「チャンピオンのプライド」と「大学生の未熟な自分」をうまく共存させることができず、本人はそのジレンマに暫く悩まされたようだ。4年生の時に、東海大学の後輩で、親友のラドミール・コバセビッチユーゴスラビア出身の留学生。後のモスクワ五輪で銅メダル獲得。2006年没)に相談にのってもらってからは、気負いがなくなったと語っている。
^ この決勝戦について山下は、試合が膠着した時点で自分の勝利を確信し、「無理に攻める必要は無い」と受けの姿勢になったことが敗因だったと述べている。試合後、監督の佐藤宣践から猛烈に叱られたそうである。
^ これ以降ロサンゼルスオリンピック準決勝で、フランスのローラン・デル・コロンボに大外刈で効果を取られるまでの6年近くに渡って、技によるポイントは一度も取られたことがなかった。
^ 遠藤が山下に唯一勝てる技として、この大会のために密かに練習してきたのが蟹挟だった。山下の敗北自体がショッキングだった上に、重傷を負ったことで、この試合およびこの技は大きく取り上げられた。また、この試合が引き分けとなったため、山下の“9年間無敗203連勝”という大記録へとつながることとなった。蟹挟自体はそれまでは柔道のルールで有効とされていた技だったが、この試合で危険性が見直されたが10年以上たってから国際ルールで禁じ手とされた。そのため、ほとんどの大会で蟹挟を使うと反則負けとなる。
^ 柔道競技で他に選出されていたのは、超軽量級・森脇保彦、軽軽量級・柏崎克彦、軽量級・香月清人、軽中量級・藤猪省三、中量級・恵谷正雄、軽重量級・河原月夫の6人。
^ 実際にはそのようなことは無く、ラシュワンは山下の右足も攻めている。その後ラシュワンがフェアプレーを意識し右足を攻めなかったという主旨の発言をし、それをマスコミが美談と報じたため、山下も本当のことを言えずに口を閉ざした。
^ 当時は個人情報保護法が存在しなかったため、とくに問題にはならなかったが、この行為は現在なら個人情報の私的利用として犯罪行為となる。

出典^ 山下 泰裕/ヤマシタ ヤスヒロ 東海大学
^ “新型コロナ: 日本選手の95%がワクチン接種へ”. 日本経済新聞 (2021年6月3日). 2021年6月3日閲覧。
^ “夢と感動と愛を与えた日本柔道界の偉人5人”. 【SPAIA】スパイア (2016年7月23日). 2020年11月15日閲覧。
^ a b c “対談「十連覇までがんばれ」木村政彦・山下泰裕”. 近代柔道(1981年11月号) (ベースボール・マガジン社) 
^ 2012年10月14日熊本日日新聞掲載の本人著の自伝より
^ a b c d e f “転機-あの試合、あの言葉 第1回-山下泰裕-”. 近代柔道(2001年11月号) (ベースボール・マガジン社). (2001年11月20日) 
^ 三上孝道『これだけは知っておきたい(11) オリンピックの大常識』株式会社ポプラ社、2004年、72ページ、ISBN 4-591-08135-4
^ “おしらせ 祭り九学会 復興祈念カレンダーを学院に贈呈”. 九州学院HOME (2016年12月26日). 2021年6月29日閲覧。
^ 日刊スポーツ (2000年1月26日). “五輪を語る 山下泰裕氏<1> 自分のために戦う”. 2007年12月29日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2011年6月17日閲覧。
^当連盟会長山下泰裕『柔道における最多連勝記録』でギネス世界記録? 認定
^山下、上村両氏が理事復帰へ=国際柔道連盟理事会で承認 時事通信  2015年8月20日
^ 【柔道】山下、上村氏がIJF理事復帰へ スポーツ報知  2015年8月20日
^山下、上村両氏が理事復帰 国際柔道連盟の会長指名枠 日本経済新聞  2015年8月21日
^山下、上村両氏が理事復帰=20年東京五輪へ尽力期待?国際柔道連盟 時事通信  2015年8月21日
^ 五輪金メダリストの上村・山下両氏、そろって殿堂入り 国際連盟 産経新聞  2015年8月23日
^改革プロジェクトを設置=山下理事らが担当?全柔連 時事通信 2013年3月26日
^宗岡氏が全柔連新会長=副会長は山下氏?再建へ新体制発足 時事通信 2013年8月21日
^[1]
^全柔連、強化委員長に金野氏 女子監督に増地氏日本経済新聞
^全柔連 山下会長を選出 「子供たち憧れる柔道に」日本経済新聞
^ 山下泰裕会長が再選「活躍楽しみ」バスケ八村に期待 - 柔道 : 日刊スポーツ
^ 全柔連、山下泰裕会長が3期目 最重要課題は「次世代の育成」 サンケイスポーツ 2020年6月29日
^ 【柔道】全柔連の山下泰裕会長が退任「最も記憶に残るのは東京五輪」後任は中村真一副会長が昇格 日刊スポーツ 2023年6月28日
^山下泰裕、高橋尚子氏ら新理事=竹田会長は再任へ?JOC 時事通信 2013年6月27日
^ 【スポーツ】NTCの新センター長に山下泰裕氏「国民の期待に応えられる成果出せる環境を」 産経新聞 2015年12月25日
^JOC強化本部長に山下泰裕氏 NHK
^ JOC新会長に山下泰裕氏 ロス五輪柔道金メダリスト日経電子版
^ 新理事に山下JOC会長ら=東京五輪組織委時事通信
^ 山下氏、多羅尾氏が副会長に=東京五輪・パラ組織委時事通信2019年07月30日
^ 山下氏が「傑出した選手賞」=柔道五輪金、203連勝?ANOC 時事通信 2019年10月18日
^ 山下泰裕、IOC委員就任へ 朝日新聞 2019年12月5日
^ 山下泰裕、IOC委員就任へ 朝日新聞 2020年1月10日
^ 山下泰裕氏、プーチン大統領を批判「愚かな行為」 嘉納治五郎師範の言葉用い戦禍の終結願う 日刊スポーツ 2022年4月11日
^ 山下会長が3期目 「信頼回復を」―JOC 時事通信 2023年6月29日
^ “JOC・山下泰裕会長が転倒し頸椎損傷、手術受ける”. サンスポ (産経デジタル). (2023年11月2日). https://www.sanspo.com/article/20231102-PPZ4KHYCIVMLHPQ3LDDIVR3LMA/ 2023年11月2日閲覧。 
^ 『週刊プロレスSPECIAL 日本プロレス事件史 vol.8』ベースボール・マガジン社、2015年、7 - 9頁

次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:139 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef